【Uptown Girl】の和訳:Billy Joel(ビリー・ジョエル)

今回は、Billy Joel(ビリー・ジョエル)「Uptown Girl(アップタウン・ガール)」の翻訳です。

「Uptown Girl」は、ビリー・ジョエルの9枚目のアルバム「An Innocent Man」から、1983年9月にシングルカットされました。数多くのアーティストにカバーされるなど、ビリー・ジョエルを代表する一曲。ビルボードでは3位、UKチャートでは1位など当時世界中でヒットを記録しました。

【目次】

それでは、お聞きください。


Uptown Girl 基本情報

曲名:Uptown Girl
アーティスト:Billy Joel
出身:ニューヨーク(米国)
ジャンル:ポップ・ロック
チャート:3位(ビルボード)
発売日:1983年09月29日
収録アルバム:An Innocent Man

Billy Joel : Uptown Girl Uptown Girl
Billy Joel
apple music
「Uptown Girl:Billy Joel」の動画


YouTube「Uptown Girl:Billy Joel」より

「Uptown Girl:Billy Joel」の翻訳

※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。

Uptown girl *
(高値の花のあの娘)

「uptown(アップタウン)」とは、繁華街(ダウンタウン)から少し離れた静かで住みよい場所、または高級住宅街のことを指します。場所にもよりますが、低地での災害(洪水、竜巻など)が多いアメリカでは、主にお金持ちは丘の上や高い場所を好んで家を購入します。

She’s been living in her uptown world
(彼女は上品な世界で暮らしてる)

I bet she never had a backstreet guy *
(やんちゃな男とは付き合ったことないはずさ)

「I bet (that)」で、「賭けてもいい、確信している」という意味です。

I bet her mama never told her why
(あの娘のママはその理由を話したことなんてないだろうさ)

I’m gonna try for an uptown girl
(あの娘にアタックしてみるさ)

She’s been living in her white bread world *
(彼女はつまらない世界で暮らしてる)

「white bread world(白いパンの世界)」とは、「つまらない世界」という意味のスラングです。黒パン、ブラウンブレッドなど味がついたものに比べて、小麦のみの「白いパン=つまらない」からきているようです。また、昔は小麦のみの白いパンの方が贅沢品であったことから、「お金持ち」という意味合いでも使われます。

As long as anyone with hot blood can
(熱い心があれば誰だってできる)

And now she’s looking for a downtown man
(今、彼女はダウンタウンの(イケてる)男を探してる)

That’s what I am
(それは、まさしく俺のことだ)

And when she knows what she wants from her time *
(彼女が自分で本当に何をしたいのか気づいて)

「from her time」が何を指しているのかがポイントです。おそらく「彼女の人生で」、または「彼女の時間を使う価値のあるモノ」という意味になるかと思います。ですので、「自分で本当に何をしたいのか」と訳しています。

And when she wakes up and makes up her mind
(彼女が目覚めた時に、決心するはずなんだ)

She’ll see I’m not so tough
(俺がそんなにタフな男じゃないってわかるはずさ)

Just because
(だって)

I’m in love with an uptown girl
(俺は彼女に恋をしてしまったんだから)

You know I’ve seen her in her uptown world
(高級住宅街で彼女を見かけたんだ)

She’s getting tired of her high class toys
(高価なモノに退屈してる様子だった)

And all her presents from her uptown boys
(あるのは金持ちの男たちからもらったプレゼントばかり)

She’s got a choice
(彼女は選べるはずなんだ)

Uptown girl
(高値の花のあの娘)

You know I can’t afford to buy her pearls
(今は真珠なんて買ってやれないけれど)

But maybe someday when my ship comes in *
(いつか俺が金持ちになったら)

「when one’s ship comes in」は、「〜が成功した時、金持ちになった時」という慣用句です。
※Collins Dictionary「when one’s ship comes in」より

She’ll understand what kind of guy I’ve been
(彼女もわかるはずだ、俺がどんな男だったのかと)

And then I’ll win
(そしたら、きっと俺の勝ちだ)

And when she’s walking
(彼女が歩いていると)

She’s looking so fine
(すごく綺麗に見えるんだ)

And when she’s talking
(そして、俺と話す時は)

She’ll say that she’s mine
(「私はあなたのものよ」って言うんだ)

She’ll say I’m not so tough
(彼女は、「あなたってそんなにタフじゃないわ」と言う)

Just because
(なぜなら)

I’m in love with an uptown girl
(俺は彼女に恋をしてしまったんだから)

She’s been living in her white bread world
(彼女はつまらない世界で暮らしてる)

As long as anyone with hot blood can
(熱い心があれば誰だってできる)

And now she’s looking for a downtown man
(今、彼女はダウンタウンの(イケてる)男を探してる)

That’s what I am
(それは、まさしく俺のことだ)

Uptown girl
(高値の花のあの娘)

She’s my uptown girl
(君は俺のものだ)

You know I’m in love with an uptown girl
(俺は君に恋をしてる)

My uptown girl
(愛しのあの娘)

You know I’m in love with an uptown girl
(俺は君に恋をしてる)

My uptown girl
(愛しのあの娘)


解説とまとめ

「アップタウン・ガール」は、自分とは見合わない上流階級の女性に対してアプローチする曲です。ビリーの歌声とコーラスがいくつも重なるドゥーワップスタイルは、1960年代に活躍したのフォー・シーズンズからインスピレーションを受けているとビリーは語っています。

ミュージック・ビデオに出ている女性は、スーパーモデル・Christie Brinkley(クリスティ・ブリンクリー )で、このビデオ出演の後にビリー・ジョエルと結婚をしています。女の子を一人授かりましたが、その後1994年に離婚。離婚後もライブに来た元妻クリスティを前に指をさし「アップタウン・ガール」を熱唱するなど、仲は良好のようです。下の画像は当時の二人と現在の二人の様子です。真ん中の女性は二人の娘、アレクサ・レイ・ジョエルです。

Billy Joel and Christie Brinkley

ウエストライフの「アップタウン・ガール」

「アップタウン・ガール」は、多くのアーティストにカバーされていますが、アイルランドのボーイズバンド・ウエストライフのバージョンが評価が高いので紹介します。

Westlife – Uptown Girl

「アップタウン・ガール」は日本でも影響があった!

「アップタウン・ガール」は、日本でも大きな影響を与えています。それは、1990年にリリースされたKANの「愛は勝つ」です。日本で名曲に数えられる「愛は勝つ」は、ビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」から強いインスピレーションを受けています。聞いてみると、「あー、なるほど」と思うはずです。

KAN – 愛は勝つ

最後に感想を

ポップな曲調でとっても素敵なミュージックビデオが合いますよね。日本では最近車のCMで使われたりしているようです。

その他ビリー・ジョエルといえば有名なのが「Honesty」ですよね!私はこのイメージがすごく強かったので落ち着いた歌を歌う人なんだとばかり思ってたのですが、初めて「Uptown Girl」を聞いたときはビリー・ジョエルのイメージがガラリと変わりました。他にも「Just the Way You Are」などが有名で、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

中にはブルーノ・マーズの同名曲よりも良いという方もおられるくらいです!私はどっちも好きですが、なんとなく昔の曲ってほんとに長く聞いていればいるほど味が出てくる気がします。

さて、この「Uptown Girl」色々とカバーされていますが、個人的にはWestlifeバージョンが大好きです。PVもなかなか良いので是非見てみてくださいね。さぁ次もちょい昔の曲を紹介しますのでこうご期待!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

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この記事を書いた人
nakano

オンガクガトマラナイで記事を書いておりますnakanoです。普段はフォトグラファーや翻訳のお仕事をしています。以前フィリピンに住んでいた時によく聞いていた音楽を翻訳しながら紹介していきたいと思います。

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