【This Is America】の和訳:Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)

今回は、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)「This Is America(ディス・イズ・アメリカ)」の翻訳をしたいと思います。

「This Is America」は、チャイルディッシュ・ガンビーノが2018年5月にリリースした曲です。そのあまりにも衝撃的なミュージック・ビデオは公開と同時に瞬く間に世界中で注目を浴び話題となりました。ビルボード100で1位、UKチャートで6位、オーストラリアで1位など、世界中でメガヒットを記録しています。

「This Is America」の意味とは?

「This Is America」は「これがアメリカだ」という訳になります。過去から現在に至るアメリカ社会の問題を風刺し、特に「人種差別」と「銃」についての描写が多い内容です。ミュージックビデオにガンビーノの言いたいことが多く描写されているため、曲とビデオが一対となった作品です。

それでは、まずはお聞きください。

This Is America 基本情報

曲名:This Is America
アーティスト:Childish Gambino
ジャンル:アフロビート、ヒップホップ
チャート:1位(米国・ビルボード)
発売日:2018年05月05日
収録アルバム:なし(2018年6月:現在)

this is america cover This Is America
Childish Gambino
apple music
「This Is America:Childish Gambino」の動画


YouTube「This Is America:Childish Gambino」より

ここから「This Is America:Childish Gambino」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
Yeah, yeah, yeah, go, go away
(イェー、イェー、イェー、あっちへ行くんだ)

We just wanna party
(俺たちはただパーティーがしたいんだ)

Party just for you
(そう、君のためのパーティーだ)

We just want the money
(ただお金がほしいんだ)

Money just for you
(そう、君のためのお金だ)

I know you wanna party
(知ってるさ、君はパーティーがしたんだろ)

Party just for free
(自由のためのパーティーさ)

Girl, you got me dancin’
(ガール、俺も踊るのさ)

Dance and shake the frame
(踊って、体を揺さぶるんだ)
【※繰り返し ×2】

This is America
(これがアメリカだ)

Don’t catch you slippin’ up ※01
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Don’t catch you slippin’ up
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Look what I’m whippin’ up ※02
(見ろよ、この俺の素早い動きを)

This is America
(これがアメリカだ)

Don’t catch you slippin’ up
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Don’t catch you slippin’ up
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Look what I’m whippin’ up
(見ろよ、この俺の素早い動きを)

This is America (skrrt, skrrt, woo)
(これがアメリカなんだ)

Don’t catch you slippin’ now (ayy)
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Look how I’m livin’ now
(見ろよ、今の俺の暮らしを)

Police be trippin’ now (woo)
(警察は今だにイカれてる)

Yeah, this is America (woo, ayy)
(これがアメリカなんだ)

Guns in my area (word, my area)
(俺の回りでは銃がはびこっている(そうだ、俺の回りでは))

I got the strap (ayy, ayy)
(だから、俺は銃を手にした)

I gotta carry ‘em
(だから、持ち運んでいる)

Yeah, yeah, I’ma go into this (ugh)
(このまま押し入れば)

Yeah, yeah, this is guerilla (woo)
(それはゲリラだ)

Yeah, yeah, I’ma go get the bag
(バッグ(金)を手にする)

Yeah, yeah, or I’ma get the pad
(そうでなければ、パッド(家)を手にする)

Yeah, yeah, I’m so cold like, yeah (yeah)
(俺はこんな感じで冷めてて)

I’m so dope like, yeah (woo)
(クソイカしてるんだ)

We gon’ blow like yeah (straight up, uh)
(そして、俺たちは吸ってキマるのさ(その通りさ))

Ooh-ooh-ooh-ooh-ooh, tell somebody
(オォ、オォ、誰かに伝えないと)

You go tell somebody
(誰かに伝えにいきないさい)

Grandma told me
(ばあちゃんは俺に話してくれた)

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Black man
(黒人の男ならね)

This is America (woo, ayy)
(これがアメリカだ)

Don’t catch you slippin’ now (woo, woo, don’t catch you slippin’, now)
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Don’t catch you slippin’ now (ayy, woah)
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Look what I’m whippin’ now (Slime!)
(見ろよ、この俺の素早い動きを)

This is America (yeah, yeah)
(これがアメリカだ)

Don’t catch you slippin’ now (woah, ayy)
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Don’t catch you slippin’ now (ayy, woo)
(ヘマしてるところを見つかるなよ)

Look what I’m whippin’ now (ayy)
(見ろよ、この俺の素早い動きを)

Look how I’m geekin’ out (hey) ※03
(見てくれよ、俺はこれに夢中なんだ)

I’m so fitted (I’m so fitted, woo)
(めっちゃ似合ってるだろ)

I’m on Gucci (I’m on Gucci)
(グッチを着こなす)

I’m so pretty (yeah, yeah)
(イカしてるだろ)

I’m gon’ get it (ayy, I’m gon’ get it)
(手に入れてやるぜ)

Watch me move (blaow)
(俺の動きを見てくれよ)

This a celly (ha)
(これは、携帯)

That’s a tool (yeah)
(そして、それはツール(道具))

On my Kodak (woo, Black)
(俺のコダックで(ブラックのことか))

Ooh, know that (yeah, know that, hold on)
(分かってる(分かってるさ、待てよ))

Get it (get it, get it)
(手に入れろ(手に入れろ))

Ooh, work it (21)
(やってやれ)

Hunnid bands, hunnid bands, hunnid bands (hunnid bands)
(10万ドル、10万ドル、10万ドル(10万ドル))

Contraband, contraband, contraband (contraband)
(密輸品、密輸品、密輸品(密輸品))

I got the plug on Oaxaca (woah)
(俺はオアハカの連中と繋がりがあるんだ)

They gonna find you like “blocka” (blaow)
(奴等はすぐにおまえを見つけるぜ、バンバンってな(銃声))

Ooh-ooh-ooh-ooh-ooh, tell somebody
(オォ、オォ、誰かに伝えないと)

America, I just checked my following list, and you mothafuckas owe me
(アメリカ、自分をフォローしてくれるリストを確認したんだ、俺に貸しがあるだろ)

You go tell somebody
(誰かに伝えにいきないさい)

Grandma told me
(ばあちゃんは俺に話してくれた)

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Black man
(黒人の男ならね)

(1, 2, 3—get down)
(1、2、3、踊れっ)

Ooh-ooh-ooh-ooh-ooh, tell somebody
(オォ、オォ、誰かに伝えないと)

You go tell somebody
(誰かに伝えにいきないさい)

Grandma told me
(ばあちゃんは俺に話してくれた)

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Get your money, Black man (get your—Black man)
(お金を稼ぎなさい、男なら(手にすのよ、男として))

Black man
(黒人の男ならね)

You just a black man in this world
(この世界では、おまえはただの黒人なのさ)

You just a barcode, ayy
(ただのバーコードなのさ)

You just a black man in this world
(この世界では、おまえはただの黒人なのさ)

Drivin’ expensive foreigns, ayy
(高級な外車に乗ってる)

You just a big dawg, yeah
(ただのデカい犬なのさ)

I kenneled him in the backyard
(俺は裏庭で、その犬を飼ってたのさ)

No probably ain’t life to a dog
(犬なんかに人生なんてない)

For a big dog
(特にデカいだけの犬にはな)

this is america cover This Is America
Childish Gambino
apple music

曲の感想とまとめ

Childish Gambino : This is America

いかがでしたでしょうか?最初はちょっと「違和感」を覚えたのですが、見れば見る程この曲の虜になってしまったのは僕だけじゃないと思います。「This is America」の解釈は見る人によって異なります。ファンの間でも熱いトークバトルが勃発しており、いろいろな解釈と憶測を呼んでいます。

「This is America」の解説

それでは、「This is America」のポイントを簡潔にまとめていきます。僕の感想は最後に書きます。

フェラ・クティとチャイルディッシュ・ガンビーノ

まず、曲中ではガンビーノは上半身裸で金のネックレスをつけて踊っています。これは、アフロビートの創始者Fela Kuti(フェラ・クティ)からインスパイアされています。また、フェラ・クティは黒人解放運動家としても有名で「黒い大統領」と呼ばれていました。

this is america : Jim Crow

ガンビーノがギターの男を後ろから射殺するシーンのポーズ。これは1830年代に白人俳優が黒人の役をした舞台「ジャンプ・ジム・クロウ」からきていると言われています。後に「ジム・クロウ」は黒人を示す言葉になり、1876年には「ジム・クロウ法」という人種差別の法律が作られます。黒人と白人が結婚できないとか、人種によってバス、レストランの座る場所が違うなど、映画とかでたまに見かけますよね。

shoki in this is america

曲中では、西アフリカで人気のダンス、Shoki(ショキ)やGwara Gwara(グワラ・グワラ)を踊っている。

this is america

左上の黒人のコーラス隊が射殺されるシーンは、2015年6月にサウスカロライナ州チャールストンの教会で起きた銃乱射事件を指していると言われています。当時21歳だった白人男性に礼拝中だった黒人男女9名が犠牲になりました。また右上の車の上で踊っているシーンは、2016年7月に起きた警官による黒人男性射殺事件を指していると言われています。テールランプの故障により車を警官に止められ、免許証を出そうとした時に射殺されました。同上していた恋人が一部始終を動画で投稿し話題になった事件です。

この他にもビデオの2分36秒あたりで後ろを白い馬に乗った黒頭巾の男が通るシーンがあり、ヨハネの黙示録の四騎士を指していると言われておりいます。四騎士は「人を殺す権利」を与えられた、言わば死の象徴です。

「This is America」を見た僕の感想
僕の感想は、「アメリカ社会の陰と陽」を表しつつ、「自由という皮肉」を表現しているのかなと思いました。自由の国アメリカは銃についても自由であるが、乱射事件は後を断たない。黒人への差別は止まらないが、成功すれば大金を手にすることもできる実力主義の社会。警察は腐敗はしてるけれど、自分もドラッグを簡単に手に入れられる。スマホで自慢する投稿ばかりの奴をガンビーノは少し小馬鹿にしていますが、その一方で動画をあげるなどして密告できるメリットがある。曲は、アフリカ系の明るいサビの部分と暗いディープなラップの箇所で構成されており、正と悪のコントラストが効いている。アメリカのメリット・デメリットを見つつ、「生きる」ということにも言及した作品だなと感じました。

最後に文法・歌詞の説明

今回は不明な箇所が多いと思いますが、サビの箇所とちょっと不明過ぎるかなと思う部分だけピックアップして説明したいと思います。もし質問があれば、お気軽にご質問ください。

01. Don’t catch you slippin’ up
「slip out」とは、「ミスをする」という意味。冒頭でガンビーノは銃を使い人を撃ち殺します。近年のアメリカの社会現象の一つとしてスマホの動画からいろいろな悪さが明るみ出ますね。ですので、悪さをしても「それが見つかるようなヘマをするな」という皮肉です。

02. Look what I’m whippin’ up
「whip out」で、「ムチを撃つ = 素早く動く」という意味です。上の行で「ヘマするな」と言い、ここでは「俺のように素早くやれよ」と言っています。この辺りからどこか小馬鹿にしているようなガンビーノのダンスが始まります。

03. Look how I’m geekin’ out
「geek out」で、「夢中になる」という意味。ここの行から「This a celly(これは、携帯)」の箇所まで、ツイッターやフェイスブックに投稿する「めっちゃ可愛い、イカしてる、グッチ似合うでしょ」などという言葉を並べています。ガンビーノのダンスを見ると、どことなく馬鹿にしてるようにもとれます。

さて、今回は長くなるので以上になりますが、分からない部分があればメッセージください。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

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