【Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)】の和訳:Rage Against the Machine

今回は、Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)「Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)」の翻訳したいと思います。

ミクスチャー好きならこの曲は外せません!「Rage Against the Machine(以下、レイジ)」は、めちゃくちゃ好きな人が多いはずですし、知らない人も「ゲリラ・ラジオ」を聞けばどこかで聞いたことがあると思います。

レイジは、カリフォルニア出身の4人組のミクスチャーバンドです。政治に対する主張がかなり強いバンドですが、ボーカルZack(ザック)の主張はモノ事の本質をついており、パンチの聞いたラップはきっと気に入るかと思います。

Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)は、99年11月にリリースした3rdアルバム「The Battle of Los Angeles 」に収録されており、シングルカットされ先行発売した曲です。このアルバムは、米国ビルボードで1位、各国でも上位を獲得するなど世界でメガヒットをしました。さらに、2001年のグラミー賞で「ベストハードロックパフォーマンス賞」を受賞するなど、レイジを代表する曲の一つです。

過去には格闘技「PRIDE(プライド)」のテーマソングとして使われていましたが、現在でも格闘家・スポーツ選手などの入場テーマで使われる曲です。
まずは、聞いてみてください。

Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)の基本情報

曲名:Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)
グループ名:Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン )
発売日:1999年10月12日
収録アルバム:The Battle of Los Angeles

「Guerrilla Radio:Rage Against the Machine」の動画


youtubeより

ここから「Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

Transmission, third World War, third round
(俺からの発信だ!、第三次世界大戦、サードラウンド突入だぜ)

【※レイジのアルバムこれで3枚目】

A decade of the weapon of sound above ground
(ここ10年の音楽で戦ってきた奴等も地下に埋もれちまった)

【※レイジ結成10年、その他にも政治的メッセージを歌うアーティストはいたが「MTV」などで配信されなかった】

No shelter if you’re looking for shade
(おまえが隠れようとしてる場所なんてどこにもない)

I lick shots at the brutal charade
(クソみてーな三文芝居は俺が暴いてやる)

As the polls close like a casket, on truth devoured
(選挙は棺のように閉ざされ、真実は貪り食われる)

A silent play on the shadow of power
(すべては闇の力によって、暗黙に処理される)

A spectacle monopolized
(スペクタクル(いろいろなエンターテイメント)は支配されてるんだ)

The cameras eyes on choice disguised
(ニュース、メディアによる映像も意図的に選ばれる)

【※作られた情報】

Was it cast for the mass who burn and toil
(それがおまえらあくせく働く民衆のための選挙なのか?)

【※「cast」は2つの意味。メディアにでるニュースキャスターによる発言と、「casket(棺=選挙)」のこと】

Or for the vultures who thirst for blood and oil?
(それか、戦争と石油に飢えたハゲタカ(投資家)共のためかもな)

Yes, a spectacle monopolized
(そうさ、スペクタクルは支配されてるんだ)

They hold the reins, stole your eyes
(奴等は権力を掌握する、そしてお前らの目を奪うんだ)

All the Fist-a-gons, the bullets, and bombs
(すべては「酷い政府」が支配してるのさ、銃も爆弾もな)

【※Fist-a-gons(酷い政府)はペンタゴンをもじってます】

Who stuff the banks, who staff the party ranks
(銀行を儲けさせる奴、階級が欲しい奴か)

More for Gore or the son of a drug lord
(ゴアを指示するのか、それとも戦争中毒の息子か?)

【※戦争中毒者はブッシュのお父さんのこと】

None of the above. Fuck it, cut the cord!
(民主党も共和党もどれも同じだ、クソくらえ、すべて切り捨てろ)

【※民主党も共和党も考えは同じ、どちらかを指示するのではなく、立ち向かう相手は政府という意味】

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Contact, I hijacked the frequencies
(繋げろ!俺がラジオを乗っ取った)

Blockin’ the beltway, move on DC!
(環状線は封鎖した、ワシントンD.C.に向うんだ)

【※環状線495号はワシントンD.C.の外周を一回りする高速道路】

Way past the days of bombin’ MCs’
(クソみたいなMCが栄えたのも過去の話)

【※Zack(ボーカル)はヒップホップカルチャーの中で壁に自分の名前を書いたり、MCバトルで相手を批判してのし上がる方法を認めない。大事なのは「きちんと自分の考えを主張する」ことである】

Sound off, Mumia go on be free!
(声を荒げろ!ムミアを解放するんだ)

【※ムミア・アブ・ジャマルのことで黒人人権運動家。82年に警察官殺しで有罪判決、但し真実かどうかは不明】

Who got ‘em? Yo, check the federal file
(誰が事件を起こしたって?事件の詳細をチェックしろ)

【※「federal file」は直訳すると「政府の文書」、この場合取り調べ内容とか事件詳細のこと】

All you pen devils know the trial was vile
(ペンタゴンの悪魔達はその裁判がデタラメだったて知ってるんだ)

An army of pigs try to silence my style
(豚どもで構成された軍隊が俺のスタイルを黙らせようとやってくる)

Off ‘em all out that box, it’s my radio dial!
(すべての者に真実を暴露する、これが俺の「ラジオ」だ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

Lights out! Guerrilla radio!
(明かりを消せ!ゲリラ・ラジオの時間だ)

Turn that shit up!
(ボリュームを上げろ!)

It has to start somewhere
(どこかで始めなければならない)

It has to start sometime
(いつか始めなければならない)

What better place than here?
(ここより良い場所って何だ?)

What better time than now?
(今より良い時って何だ?)

All hell can’t stop us now
(俺たちを止めることなんてできない)

【※繰り返し】

曲の感想とまとめ

いかがでしたでしょうか。
政治色たっぷりの内容でしたでしょうか!この曲が発売したのが99年10月で当時はビル・クリントン政権でした。米国の大統領選挙がその1年後だったので、ちょうどブッシュとアル・ゴアがバチバチと来年の選挙ために選挙運動を繰り広げている時でした。発売したタイミングもそうですが、その後に起こった出来事に関しても彼らの主張が繋がっているということで、まさに革命的な曲になりました。

Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)

Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)の説明

2000年の米国大統領選はアメリカ史上最も接戦となった選挙戦と言われる程加熱しており、その様子は日本でも毎日報道されていました。レイジが選挙は「閉ざされた棺のようだ」と言っているように、2000年の選挙でもいろいろ闇の力が働いたのではないかと言われています。例えば、フロリダ州でのブッシュ側に不正など。当時フロリダ州の州知事は実弟ジェブ・ブッシュであり、ゴア派がフロリダ州選挙の運営方法について抗議しました。

また、ブッシュ親子(共和党)とクリントン(民主党)がイラクに固執していたことは有名で、1988年から2004年の16年の間に攻撃と戦争を繰り返し行いました。レイジの主張はズバリ「民主党、共和党のどちらかが政権を握ったとしても、政策にそこまで変わりない」ということで、「どちらかを指示するのではなく、立ち向かう相手は政府なんだ」ということでした。

「All the Fist-a-gons, the bullets, and bombs(すべては「酷い政府」が支配してるのさ、銃も爆弾もな)」を少し説明させて頂きます。米国では戦争は起きません、戦争が起こっているのは常に相手国です。9.11のように自国が危険にさらされているという状況を作り出し戦争に踏み切ったことは有名ですが、実はこの間に重要な法律も作られました。それが「パトリオット法(米国愛国者法)」です。電話やEメール、医療情報、金融情報などペンタゴンが必要とするすべてにおいて調査権限を拡大させるという法律です。ここでのレイジの主張は「そういう危機的状況を政府が作り、政府は民衆を操っているんだ」ということです。

ザック:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

都市伝説のような話ですが、「ゲリラ・ラジオ」のヒットの裏側にはきっと「その通りかもしれない」という人々の思いがあったのかもしれません。最近では、レイジのような曲や主張をするようなアーティストが減ってきたような感じがします。もちろん、時代がそれを必要としないということではありますが、たまにはパンチの聞いた曲を聞きたいですよね。

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

この記事を書いた人
ヨロイ

オンガクガトマラナイを運営しているヨロイです。普段はウェブディレクターをしています。洋楽をきちんと翻訳したくてこのサイトを始めました。洋楽って本当に良いですよね!

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