【Psycho Killer(サイコキラー)】の和訳:Talking Heads(トーキング・ヘッズ)

今回は、Talking Heads(トーキング・ヘッズ)「Psycho Killer(サイコキラー)」の翻訳をしたいと思います。

「Psycho Killer」は、トーキング・ヘッズのデビューアルバム「Talking Heads: 77」から2枚目のシングルカットとして、1977年9月にリリースされました。ビルボードホット100では92位を記録。売上以上に人々の記憶に残る曲になり、ロックの殿堂(博物館)が選ぶロックの礎を築いた500曲にも選ばれています。

「Psycho Killer(サイコキラー)」とは?

「Psycho Killer」とは、日本語に直すと「猟奇的殺人犯」、または「連続殺人犯」という感じになると思います。この曲は、ヒッチコックの「サイコ(1960)」に登場する主人公ノーマン・ベイツからインスパイアされたと言われており、狂人的思考が描かれています。

実は1976年から77年にかけての時期に、ニューヨークでは無差別の「連続射殺魔事件」、またの名を「サムの息子事件」が発生しておりました。当時「Psycho Killer」のリリース時期と被っていたこともあり、この事件からインスパイアされたと言われていましたが、その後のインタビューでトーキング・ヘッズは否定しています。

この曲は、特にベースの音がカッコいいんです。女性ベーシストのティナ・ウェイマスの音も堪能してください。
それでは、お聞きください。

Psycho Killer 基本情報

曲名:Psycho Killer(サイコキラー)
アーティスト:Talking Heads(トーキング・ヘッズ)
発売日:1977年12月
収録アルバム:Talking Heads: 77(1977)

「Psycho Killer:Talking Heads」の動画


youtube「Psycho Killer:Talking Heads」より

ここから「Psycho Killer:Talking Heads」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

I can’t seem to face up through the facts ※01
(現実を直視できそうにない)

I’m tense and nervous and I can’t relax
(緊張と不安で、リラックスできない)

I can’t sleep cause my bed’s on fire
(眠れない、ベッドが燃え滾るような熱さだ)

Don’t touch me, I’m a real live wire ※02
(俺に触るな、マジでぶち切れる寸前なんだ)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est ※03
(サイコキラーさ、いったい何なんだそりゃ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est
(サイコキラーさ、いったい何なんだそれ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

You start a conversation, you can’t even finish it
(おまえは会話を始める、くだらない話は終わらない)

You’re talking a lot, but you’re not saying anything
(ダラダラと話しやがって、中身なんて何もありはしない)

When I have nothing to say, my lips are sealed
(俺は話すことがない時は、口は噤(つぐ)んだままなんだぜ)

Say something once, why say it again?
(一度言ったことを、なぜもう一度言うんだ?)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est
(サイコキラーさ、いったい何なんだそりゃ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est
(サイコキラーさ、いったい何なんだそれ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

Ce que j’ai fait, ce soir là
(あの夜に俺が何をしたか)

Ce qu’elle a dit, ce soir là
(あの夜に彼女は何て言ったのか)

Realisant mon espoir
(俺は望みを満たしただけだ)

Je me lance, vers la gloire, okay
(何も考えず、ただ栄光に向ってるのさ)

We are vain and we are blind
(俺たちは皆うぬぼれ、盲目なんだ)

I hate people when they’re not polite
(失礼な態度をとる奴が俺は嫌いなんだ)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est
(サイコキラーさ、いったい何なんだそりゃ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

Psycho killer, qu’est-ce que c’est
(サイコキラーさ、いったい何なんだそれ)

Fa-fa-fa-fa, fa-fa-fa-fa-fa, far better
(遠くへ、遠くへ…)

Run, run, run, run, run, run, run away
(逃げろ、逃げろ、逃げろ…)

曲の感想とまとめ

Talking Heads:Psycho Killer

いかがでしたでしょうか?ベースラインがめちゃくちゃカッコ良かったのではないでしょうか。そして、歌詞を読んでていて「うん?」となった方が多かったと思います。そうです、この曲は英語とフランス語で書かれているからです。

この曲が制作された時に、ボーカルのデヴィッド・バーンは「精神的異常殺人者」を思い浮かび、2つの言語を用いることで「二重人格」が表現できると考えました。ベースのティナ・ウェイマスに相談し、母方がフランス系だったので彼女が歌詞を書き起こしました。

「Psycho Killer」のウクレレバージョンを聞いたことがありますか?

さて、「Psycho Killer」は名曲故に本当にいろいろなアーティストがカバーしています。一応、僕が聞いた中だと原曲を超えるアレンジは見つかりませんでした。ただし、ザ・ウクレレ・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテンによるウクレレ・バージョンは、聞くに値すると思います。ぜひ、お聞き下さい。

Psycho Killer – The Ukulele Orchestra of Great Britain

最後に文法・歌詞の説明

それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。

01. I can’t seem to face up through the facts
「face up」は、「(主に難しい条件)に直面する」という意味です。ですので、「現実を直視できそうにない」という訳になります。
※参考元:Cambridge Dictionary「face up to sth」より

02. Don’t touch me, I’m a real live wire
「live wire」で、「エネルギッシュな人、活動家など」という意味になります。ここでは「real(マジで)」もついてるので「はち切れんばかりの人」というような意味かなと思い、「俺に触るな、マジでぶち切れる寸前なんだ」という訳にしています。
※参考元:Cambridge Dictionary「live wire」より

03. Psycho killer, qu’est-ce que c’est
前述していますが、この曲は二重人格の精神異常者を表現するために英語とフランス語で書かれています。「qu’est-ce que c’est」はフランス語で、英語に直すと「What is it?(それは何ですか)」という意味になります。あくまで想像ですが、サビの箇所を英語とフランス語で書いてるのは、英語の人格(異常者)とフランス語の人格(殺人的衝動者)との会話かなと思ってます。

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

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