【Watch Out Now】の和訳:The Beatnuts(ビートナッツ)

今回は、The Beatnuts(ビートナッツ)「Watch Out Now(ワッチ・アウト・ナウ)」の翻訳をしたいと思います。

「Watch Out Now」は、米国のラッパーデュオ・ビートナッツの3rdアルバム「A Musical Massacre」からリードシングルとして1999年5月にリリースされました。米国ビルボード100では84位にランクインし、彼らの中では最も成功した曲になりました。

ビートナッツは、ニューヨーク・クイーズ出身のヒップホップデュオですが、メンバーのJuJu(ジュジュ)はドミニカにルーツを、Psycho Les(サイコ・レス)はコロンビアにルーツを持つラテン系です。リリックの中にスペイン語が入っているのが特徴です。

トラックサンプリングはEnoch Lightの「Hi-Jack」

サンプリングはEnoch Light(イーノック・ライト)の「Hi-Jack」を使用しています。このサンプリング問題が後に、ジェニファー・ロペスとの確執を生むことになります。まとめにて書かせて頂きます。

サンプリング曲:Enoch Light – Hijack

それでは、まずはお聞きください。

Watch Out Now基本情報

曲名:Watch Out Now
アーティスト名:The Beatnuts(ビートナッツ)
発売日:1999年05月04日
収録アルバム:A Musical Massacre

「Watch Out Now:The Beatnuts」の動画


youtubeより

ここから「Watch Out Now:The Beatnuts」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

Watch out now!
(よく聞いておきな)

Get money, get money!
(金を稼ごうぜ、稼ごうぜ)

Listen to the first verse
(まずは最初のリリックをお聞きください)

Watch out now!
(よく聞いておきな)

Aiyyo my song’s on, I gotta get my grub on some to-to
(俺の曲がかかれば、女なんてマジでイチコロで食えるぜ)
【※to-toとは、プエルトリコのスラングでpussy(女性のアソコ)のこと】

(I love to-to) Order three buckets of Mo’-Mo’
((俺もマジでトトが好きだぜ)モエ(シャンパン)を3本頼んでおいてくれ)

We gettin more dough, off the books (you gettin gelly)
(俺らは大金を得るんだ、帳簿をチョロかましてな(テメーは嫉妬すんぜ))

Pullin more hoes off the looks (you gettin gelly)
(視線を浴びせりゃ良い女はついてくる(テメーは嫉妬すんぜ))

You wan’ hate me? Cause your wifey, wants a autograph?
(俺のことが嫌いになるだろ?テメーの嫁が俺にサインをねだるからだろ?)

From the look in her eyes, I can see she wants more than that
(テメーの嫁の眼差しはまんざらでもなさそうだぜ)

When I see fat asses I make fat passes like quarterback
(デカいケツを見りゃ俺様はすぐに手をだす、まるでクォーターバックのように)

Beatnuts is ALLA THAT, your shit, ALL THE WACK
(ビートナッツはこんな感じだ、テメーはクソで、全員カスだ)

Open can-dela, if you foolin wit mah cheddah
(もし俺の金に手をつけようなんてことがあったら、火傷することになるぜ)

Hardrock, ever since, junior high escuela
(俺はハードロックなんだよ、今も昔も中学の頃からよ)

Fly fella, takin my beats, to make your crowd get up
(仲間と共に、ビートにのって、テメーのファンを湧かせてやんぜ)

I’m fed up, niggas wanna bring it — WHATEVER!
(うんざりだ、ニガーが持ってくるトラブルには、マジで「どうでもいい!」)

I’mma storm your pa-rade (pa-rade) blow your legs off with a gre-nade,
(テメーのパレードを蹴散らし、足元にグレネード弾をお見舞いしてやるぜ)

Now you flappin, like a mermaid
(今まさにテメーはバタつく、まるでマーメイドのようにな)

Yappin off, bitch you cough at the lips
(ウダウダ吠えてるやがる、咳混んでやがるぜ)

While I’m at the bar, baggin, the bartender tips
(俺はバーにいて、バーテンダーのチップをくすねる)

Then I bag this chick, with a, “Hi,” and the eye
(んでもって、この女も一緒に「ハーイ」と目にモノ言わせてかっさらう)

She did the butterfly, rubbin her ass, against my buttonfly
(女はケツを揺らして踊る、俺の股間を彼女のケツに当てて擦りつけるのさ)

I could ALREADY imagine my shit stuck inside
(既に俺の固くなったモノが中に入ってると想像してんのさ)

Everytime I strike, haters be like, “Dat fucking guy!”
(いつでもカマしてやんよ、「このファッキン野郎」みたいな嫉妬するクソ共にな)

How’s that yo? It’s hard for you to swallow
(どんな感じだよ?我慢するのは辛いだろ)

It don’t take much for us to let the metal holla
(俺たちにとって銃をぶっ放すってのはそこまでの問題じゃない)

Lead’s bustin out of a old black Impala
(古い黒のインパラ(シボレーの車)でぶっ放しながら追い込んでやる)

Thug nigga only fuck wit, muchacha malla
(クソなニガーはクソな女とでもファックしておきな)
【※muchacha mallaは、bad girl(悪い女)の意味】

Big Ju, dimelo el coño, how we do?, how we do? (How we do)
(ビッグJu聞かせてくれ、調子はどうだ?俺らはどんな感じ?こんな感じ?)

(How the girl don’t only love me, they love you!)
(女の子は俺だけを愛してない、みんなおまえらが好きだってよ)

Whatchu gonna do? (What, what, what?)
(じゃあ、するのは決まってあれだな(何だ、何だよ))

Nigga whatchu gonna do? (What, yo)
(はは、もちろんあれだよな(カマしてけ))

Here’s to my pollyin niggas who campaign
(選挙活動中の黒人政治家共に)

To the killers who be lovin the chicas and champagne
(それから、イカす女とシャンペンをこよなく愛する殺し屋共)

Thugs who get wild in the club and snatch chains
(クラブで暴れてはひったくりをやらかす悪共)

Players who be pimpin the hoes with no brains
(アホな女を捕まえては体を売らせるような真似させる遊び人)

Front watch a nigga get shot from close range
(目の前のニガーは至近距離からでもぶっ放す奴だ)

The most range, crazy motherfucker won’t change
(いろんな奴等がいて、クソな野郎共は変わらねえのさ)

Beatnuts, forever diehard, you want pain?
(ビートナッツは変わらねーのさ、ヤラレたいのか?)

Cause you walkin outta here breathin is insane
(だって、テメーがここから出て行く息づかいが尋常じゃねーからさ)

Flip a beat fast, you leave the club with a heat rash
(ビートをはじく音が早くなると、テメーも吹き出物と一緒に退場だ)

You got a weak stash, came in the club with a free pass
(ビクビクしながら、フリーパスでクラブに入りやがって)

I ain’t even know they made a Roley for your cheap ass
(ロレックスがケチなテメーに似合う時計を作ったなんて知らなかったぜ)

Makin me laugh, you was in jail wearin kneepads
(こりゃ笑えるぜ、テメーはムショん中で膝パッドを当ててたくせによ)

Now the beef has gotten over your head
(さぁ、この確執でテメーを深みにハマり続ける)

It’s over you dead, Ranger Rover, both of your legs
(テメーは死んでもう終わり、レンジローバーで両足共々木っ端みじんだ)

Til both of us said, platinum gettin took this year
(俺らのリリックで今年のプラティナディスクも頂きだぜ)

Cause for real, there ain’t nothin but crooks in here, nigga
(これがリアルさ、ここには何もないが悪共なたんまりいるぜ、なぁ兄弟)

How’s that yo? It’s hard for you to swallow
(どんな感じだよ?我慢するのは辛いだろ)

It don’t take much for us to let the metal holla
(俺たちにとって銃をぶっ放すってのはそこまでの問題じゃない)

Lead’s bustin out of a old black Impala
(古い黒のインパラ(シボレーの車)でぶっ放しながら追い込んでやる)

Thug nigga only fuck wit, muchacha malla
(クソなニガーはクソな女とでもファックしておきな)

Big Ju, dimelo el coño, how we do?, how we do? (How we do)
(ビッグJu聞かせてくれ、調子はどうだ?俺らはどんな感じ?こんな感じ?)

(How the girl don’t only love me, they love you!)
(女の子は俺だけを愛してない、みんなおまえらが好きだってよ)

Whatchu gonna do? (What, what, what?)
(じゃあ、するのは決まってあれだな(何だ、何だよ))

Nigga whatchu gonna do? (What, yo)
(はは、もちろんあれだよな(カマしてけ))

曲の感想とまとめ

いかがでしたでしょうか?訳してみて初めて「あっ、ビートナッツってラテン系のグループだったんだ」と思いました。この曲は特にビートがカッコいいですよね!個人的な感想ですが、ビートナッツって声とか雰囲気がどこかNIPPSに似てるなと思いました。

実はスラングでよく見かける「U jelly?」とは、ビートナッツの「Watch Out Now」からきているんじゃないかって言われています。「jealous(嫉妬)」が変化したもので、「悔しいのか」または「嫉妬してんのか」という意味で使われます。

ここの箇所「you gettin gelly」ですね。スラングなので元々あった言葉かもしれませんし、まぁ参考までに。
※ソース元:Know Your Memeより「U Jelly?」

ジェニファー・ロペスとの確執、そしてパクリ疑惑について

まずは、2002年9月にリリースされたジェニファー・ロペスのデビューシングルとも言える「Jenny from the Block」を聞いてください。

Jennifer Lopez – Jenny from the Block

これが当時どうして問題を呼んだのかというと、ジェニファー側が無断で使用したようなんです。ビートナッツ側は当然「激怒」、ジェニファー側はサンプリングはビートナッツからではなくあくまで原曲の「Enoch Light – Hijack」からと膠着状態。

2004年にはビートナッツがジェニファー側に対してディスった曲「Confused Rappers」をリリースします。ちなみにこれがこちら。

The Beatnuts – Confused Rappers feat. Rahzel & Roc Raida – Milk Me

その後、ビートナッツのJuju(ジュジュ)はロイヤリティをもらってディスるのをやめ、Psycho Les(サイコ・レス)は受け取りを拒否しまだ根に持っているようです。音楽業界ってこういうのが多いですよね。特に当時はまだサンプリングに対するロイヤリティとかはグレイゾーンであやふやな状態でしたから。

最後に文法・歌詞の説明

それでは最後に文法、歌詞の部分を説明しようかと思うのですが、今回はヒップホップなので細かい説明は省かせて頂きます。

スラングが多いですが、箇条書きで意味だけ書いていきます。

01. my grub – 食事
02. off the books – 帳簿をちょろまかす
03. Pullin hoes – 女をはべらす、捕まえる
04. autograph – サイン
05. candela – 炎(スペイン語)
06. cheddah – チェダーチーズという意味だけど、スラングだと金
07. escuela – 学校(スペイン語)
08. fella – 仲間、男友達
09. fed up – うんざり
10. Yappin off – キャンキャン吠える
11. chicas – イカす女
12. snatch chains – ひったくり
13. diehard – 頑固者、保守主義
14. insane – 狂った、精神異常
15. get over your head – 深みにはまる
16. crooks – 犯罪を犯した人 = 悪い奴

さて、今回は以上になります。
いやー、ヒップホップっていいですよね。最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

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