【I Won’t Back Down】の和訳:Tom Petty(トム・ペティ)

今回は、Tom Petty(トム・ペティ)「I Won’t Back Down(アイ・ウォント・バック・ダウン)」の翻訳に挑戦したいと思います。

実はこの曲、僕が20歳ぐらいの時に出会った曲なんですが、聞いたとたんにTom Pettyのファンになってしまいました。残念ながら、そのTom Pettyは2017年10月2日(享年66歳)に他界してしまいました

「I Won’t Back Down」は、89年にTom Pettyの初のソロアルバム「Full Moon Fever」のシングルカットとして発売されました。このアルバムはビルボード200で最高3位を記録するなど、R&Bが台頭してきた中で大ヒットを記録しました。

このPVは、きっとビックリするでしょう。演奏してるメンバーをよく観察してみてください。誰か分かればあなたもロック通です!ちなみに、この「I Won’t Back Down」は、Sam Smith(サム・スミス)の「Stay With Me」と凄く似ている曲ということでも有名です。その辺りの話も最後のまとめに書かせて頂きます。

それでは、まずは聞いてみてください。

I Won’t Back Downの基本情報

曲名:I Won’t Back Down(アイ・ウォント・バック・ダウン)
グループ名:Tom Petty(トム・ペティ)
発売日:1989年04月
収録アルバム:Full Moon Fever

「I Won’t Back Down:Tom Petty(トム・ペティ)」の動画


youtube「I Won’t Back Down:Tom Petty」より

ここから「I Won’t Back Down:Tom Petty」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

Well, I won’t back down ※01
(俺は引き下がらない)

No, I won’t back down
(いいや、俺は引き下がらないんだ)

You can stand me up at the gates of hell
(地獄の門の前に立たされたとしても)

But I won’t back down
(俺は絶対に引き下がらない)

No, I’ll stand my ground ※02
(いいや、俺は一歩も退かない)

Won’t be turned around
(俺は自分を変えることもしないんだ)

And I’ll keep this world from draggin’ me down ※03
(俺を引きずり回そうとする世界に居たとしても)

Gonna stand my ground and I won’t back down
(俺は自分を変えはしないし、一歩も引く気はないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey baby, there ain’t no easy way out ※04
(ヘイベイビー、楽な逃げ道なんてこの世にないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey I will stand my ground
(俺は退く事はしないだろう)

And I won’t back down
(そして、絶対に諦めはしないんだ)

Well I know what’s right
(何が正しいかはわかってる)

I got just one life
(俺はただ一度きりの人生を授かったんだ)

In a world that keeps on pushin’ me around
(みんなが俺を否定する世界に居たとしても)

But I stand my ground
(俺は自分を変える気はないんだ)

And I won’t back down
(そう、俺は一歩も引く気はないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey baby, there ain’t no easy way out
(ヘイベイビー、楽な逃げ道なんてこの世にないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey, I will stand my ground
(俺は退く事はしないだろう)

And I won’t back down
(そう、俺は諦めないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey baby, there ain’t no easy way out
(ヘイベイビー、楽な逃げ道なんてこの世にないんだ)

I won’t back down
(俺は引き下がらない)

Hey baby, there ain’t no easy way out
(ヘイベイビー、楽な逃げ道なんてこの世にないんだ)

Hey, I will stand my ground
(俺は退く事はしないだろう)

And I won’t back down
(そう、俺は諦めないんだ)

No, I won’t back down
(そう、俺は諦めないんだ)

曲の感想とまとめ

いかがでしたでしょうか。
こちらの箇所「I won’t back down(そう、俺は諦めないんだ)」は、耳にずっと残りますよね。

それでは、一つずつ説明して行きますね!本当にこの曲大好きなんです。

さて、「I Won’t Back Down」のPVに出てる人は分かりましたでしょうか?

tom petty:i won't back down

正解は、元ビートルズのGeorge Harrison(ジョージ・ハリスン)、同じく元ビートルズのRingo Starr(リンゴ・スター)、元ELOで天才音楽プロデューサーJeff Lynne(ジェフ・リン)、それから、The HeartbreakersのギターリストMike Campbell(マイク・キャンベル)になります。いろいろな逸話が残ってるみたいですが、ここで語ると長くなるので、また別の機会で!ただ、みんな本当に楽しく演奏していて、撮影とかめっちゃ楽しそうなのがよく分かりますよね。レーベルやいろいろな垣根を超えてこうやってPVに参加できるのも彼らが大物過ぎるが故だと思います。

Sam Smith(サム・スミス)の「Stay With Me」との類似性について

Sam Smith(サム・スミス)の「Stay With Me」の発売当初から、Tom Pettyの「I Won’t Back Down」との類似性はささやかれておりました。Tom Petty側がSam Smithの事務所を訪れた際、Sam Smith側に争う姿勢はなく双方は話合いを持って、ロイヤリティの12.5%を受け取る形で合意しています。Tom Petty側も「Stay With Me」が盗作ではないと発言しており、長年のアーティスト活動をしていればこのような事があると明確にしています。今回の事は「完全なる偶然」となっております。
ちなみに、トム・ペティとジェフ・リンはロイヤリティを受け取るものの、グラミー賞を取得した「Stay With Me」の作曲者の欄からは外されています。

Sam Smith – Stay With Me

曲の感想と小話

tom petty:i won't back down

曲や歌詞が人々を元気づけるということもあります。Tom Pettyの「I Won’t Back Down」もそういう力を持った曲の一つで、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件後にテレビやメディアで繰り返し流されていたようです。「諦めない」、「後退しない」といった意味合いが強いこの曲は、9.11のアンセムとして扱われています。

トム・ペティは個人的に本当に好きなアーティストの一人です。ジョージ・ハリスンや、ボブ・ディラン、ロイ・オービソンなどとも親交が深いところも好きな部分です。収録の際、トム・ペティが熱で喉を痛めた時にジョージ・ハリスンが生姜を買ってきて生姜湯を作ってあげるなどほのぼのとするエピソードが満載のアーティストです。

最後に文法・歌詞の説明

それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。

01. I won’t back down
この曲のタイトルにもなっている「I won’t back down」とは、「I will not back down」の省略形であり、「諦めない、引き下がらない」という意味になります。

02. I’ll stand my ground
「stand one’s ground」も「not back down」と同じような意味合いになり、「自分の立場を固守する、一歩も退かない」という意味なります。ちなみに、「keep one’s ground」や「hold one’s ground」も同義語になります。

03. And I’ll keep this world from draggin’ me down
ここを訳すのが少し難しかったです。この文章はおそらく「I’ll keep this world(この世界に居続ける)」と「from draggin’ me down(〜から俺を引きづり回す)」に分けると分かりやすいかなと思います。ですので、「俺を引きずり回そうとする世界に居たとしても」という訳になります。

※▼コメントがあったので文法の説明を追記させて頂きます。
04. Hey baby, there ain’t no easy way out
ここの訳は「簡単な方法なんてない」となります。1つの文章に2つの「否定形」を入れるのは「ダブルネガティブ」という手法で強調を表します。一般的ではありませんが、たまに用いられる用法です。
※参考:オックスフォード辞書サイト「What is a double negative?」より

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

2 つのコメント “【I Won’t Back Down】の和訳:Tom Petty(トム・ペティ)

  1. 歌詞の和訳、ありがとうございます。
    この曲について以前から気になっていたことがありましたので、コメントさせていただきます。
    歌詞中の There ain’t no easy way out  という部分、「簡単な方法なんてないんだ」という意味だということはわかるのですが、よく考えると、ain’t と No easy 〜 の二重否定なので本当なら「簡単な方法はある」という意味になってしまうのではないでしょうか? もちろん、「諦めるな。ふんばれ」というメッセージなんでしょうから、そんな歌詞ではないはずですので意味自体は「簡単な方法なんてない」という訳で合っていると私も思います。
     もしかすると、There ain’t ではないか? と思い、もう一度よく聞いてみましたが、やっぱり There ain’t としか聞こえません。本当のところどういう歌詞なんでしょうかね?

    ありがとうございました。

    1. おおむらさん、コメントありがとうございます。
      ここの箇所に気づいたということはきっと英語好きということで本当に嬉しく思います。コメントにあった「There ain’t no easy way out(楽な逃げ道なんてない)」の部分を説明させて頂きます。

      1つの文章に2つの「否定形」を入れる形は、「ダブルネガティブ」という手法で一般的ではありませんが、たまに用いられる用法です。
      例えば、
      ex.01)We don’t need no education(私たちは教育を必要としません)
      ex.02)I ain’t got no money(私はお金を得なかった)
      など。

      英語ですが、オックスフォード辞書のサイトに「ダブルネガティブ」の説明があったので、もしよろしければご覧ください。
      参考:オックスフォード辞書サイト「What is a double negative?」より

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