【Fast Car】の和訳:Tracy Chapman(トレイシー・チャップマン)

今回は、Tracy Chapman(トレイシー・チャップマン)「Fast Car(ファスト・カー)」の翻訳をしたいと思います。

「Fast Car」は、トレイシー・チャップマンのデビューアルバム「Tracy Chapman」に収録されており、1988年4月にリリースされました。米国ビルボード100では6位、UKシングルスでは4位、オーストラリアで4位を記録。第31回グラミー賞(1989)では最優秀レコード賞にノミネートするなど、数々の賞を受賞しました。

1988年にリリースされても尚その魅力は尽きることなく、いろいろなアーティストにカバー、リミックスされています。トレイシー・チャップマンも僕の大好きなアーティストの一人です。

「Fast Car」の意味とは?

「Fast Car」とは、「速い車」という意味です。この曲は80年代のアメリカを風刺しており、貧困と家庭環境にあえぐ女性の物語です。主人公の「あなたの速い車で、ここじゃないどこかへ連れて行ってほしい」と、今の環境から逃げたい思いが描かれています。

それでは、まずはお聞きください。

Fast Car 基本情報

曲名:Fast Car
アーティスト:Tracy Chapman
ジャンル:フォーク、ポップ
チャート:6位(ビルボード)
発売日:1988年04月06日
収録アルバム:Tracy Chapman

Tracy Chapman : Fast Car Fast Car
Tracy Chapman
apple music
「Fast Car:Tracy Chapman」の動画


YouTube「Fast Car:Tracy Chapman」より

ここから「Fast Car:Tracy Chapman」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

I want a ticket to anywhere
(どこかに行けるチケットが欲しいの)

Maybe we make a deal ※01
(きっと私たちなら上手くやっていける)

Maybe together we can get somewhere
(一緒にどこにだって行けると思うのよ)

Anyplace is better
(ここよりも良ければ、どこでもいい)

Starting from zero got nothing to lose
(ゼロからのスタートは失うものは何もない)

Maybe we’ll make something
(きっと一緒に何かできると思うの)

But me myself I got nothing to prove
(でも一人では、一人ではそれはできないの)

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

And I got a plan to get us out of here
(そして、ここから抜け出せるプランがある)

I been working at the convenience store
(私、コンビニで働いてるの)

Managed to save just a little bit of money
(少しずつだけど節約もしてる)

We won’t have to drive too far
(そんなに遠くまでって話じゃない)

Just ‘cross the border and into the city
(ただ州を超えて、どこかの街でいい)

You and I can both get jobs
(あなたと私、そこで新しい仕事を見つけるの)

And finally see what it means to be living
(そしたら、生きてるって実感が持てると思うのよ)

You see my old man’s got a problem ※02
(見たでしょ、私の父がどうしようもない男だって)

He live with the bottle that’s the way it is ※03
(アイツは酒に溺れていてる、それが現実なの)

He says his body’s too old for working
(アイツは働くには年をとり過ぎたと言い)

I say his body’s too young to look like his
(まだまだ若いじゃないと、私は言い返す)

My mama went off and left him
(ママはアイツを置いて、出ていったわ)

She wanted more from life than he could give
(彼女はアイツといるよりもマシな人生を送りたかったの)

I said somebody’s got to take care of him
(誰かが父の面倒を見なければいけないでしょ)

So I quit school and that’s what I did
(だから学校を辞めたの、それが私の物語)

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

But is it fast enough so we can fly away
(だけど、どこかに飛んで行けるくらいスピードが出るかしら)

We gotta make a decision
(私たちは決意したの)

We leave tonight or live and die this way
(今夜ここから抜け出すか、このままここで生きて死ぬかを)

So remember when we were driving driving in your car
(覚えてるわ、あなたの車でドライブした時のことを)

The speed so fast I felt like I was drunk
(スピードはとても速く、まるで酔っているかのように気持ちよかった)

City lights lay out before us
(目の前には街の明かりが広がっていて)

And your arm felt nice wrapped ‘round my shoulder
(あなたの腕が私の肩をやさしく包み込んでくれた)

And I had a feeling that I belonged
(私はあなたと一緒にいることを感じることができた)

I had a feeling I could be someone, be someone, be someone
(そして自分じゃない誰かになった感じだった、そう自分じゃない誰かに)

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

And we go cruising to entertain ourselves
(一緒に楽しみながら人生を駆けていく)

You still ain’t got a job
(あなたにはまだ仕事がないけれど)

And I work in a market as a checkout girl ※04
(私はスーパーマーケットのレジで働いてる)

I know things will get better
(分かってるの、すべてうまく行くって)

You’ll find work and I’ll get promoted
(あなたが仕事を見つけて、私も昇給するの)

We’ll move out of the shelter
(そしたら、この住居から抜け出して)

Buy a big house and live in the suburbs
(大きな家を購入して、郊外で暮らすの)

So remember when we were driving driving in your car
(覚えてるわ、あなたの車でドライブした時のことを)

The speed so fast I felt like I was drunk
(スピードはとても速く、まるで酔っているかのように気持ちよかった)

City lights lay out before us
(目の前には街の明かりが広がっていて)

And your arm felt nice wrapped ‘round my shoulder
(あなたの腕が私の肩をやさしく包み込んでくれた)

And I had a feeling that I belonged
(私はあなたと一緒にいることを感じることができた)

I had a feeling I could be someone, be someone, be someone
(そして自分じゃない誰かになった感じだった、そう自分じゃない誰かに)

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

And I got a job that pays all our bills
(私、毎月すべての支払いができるくらいの仕事を見つけたの)

You stay out drinking late at the bar
(あなたはいつも遅くまでバーで飲んでばかり)

See more of your friends than you do of your kids
(子供たちより友達と会う方が多いのね)

I’d always hoped for better
(私はいつも今の状況を少しだけ良くしたいと思ってるの)

Thought maybe together you and me would find it
(一緒に考えれば、きっと解決策が見つかると思ってた)

I got no plans I ain’t going nowhere
(私にはプランなんてない、行く場所なんてどこにもない)

So take your fast car and keep on driving
(だからあなたの速い車に乗って、このまま行くことにするの)

So remember when we were driving driving in your car
(覚えてるわ、あなたの車でドライブした時のことを)

The speed so fast I felt like I was drunk
(スピードはとても速く、まるで酔っているかのように気持ちよかった)

City lights lay out before us
(目の前には街の明かりが広がっていて)

And your arm felt nice wrapped ‘round my shoulder
(あなたの腕が私の肩をやさしく包み込んでくれた)

And I had a feeling that I belonged
(私はあなたと一緒にいることを感じることができた)

I had a feeling I could be someone, be someone, be someone
(そして自分じゃない誰かになった感じだった、そう自分じゃない誰かに)

You got a fast car
(あなたは速い車を持ってる)

But is it fast enough so you can fly away
(だけど、どこかに飛んで行けるくらいスピードが出るかしら)

You gotta make a decision
(私たちは決意したの)

You leave tonight or live and die this way
(今夜ここから抜け出すか、このままここで生きて死ぬかを)

Tracy Chapman : Fast Car Fast Car
Tracy Chapman
apple music

曲の感想とまとめ

Tracy Chapman(トレイシー・チャップマン)

いかがでしたでしょうか?「Fast car」は、まだ人種差別が今より色濃く残っていた80年代後半のアメリカを風刺した内容です。負のスパイラルから抜け出すことができない家庭環境に問題のある女性の物語は、当時の米国の特に中間層から絶大な指示を受けました。

80年代後半から90年代はロック、ポップ、そしてR&Bが盛り上がってくる中で、ギター一本で弾き語りをするトレイシー・チャップマンの姿は実に印象深いものでした。人種、愛、階級など社会問題を取り上げた内容のモノが多く、余計なモノは身につけず常に黒い服をまとって歌う姿に人々は魅了されました。

「Fast Car」のライブ映像とカバーを紹介!

とにかくいろいろなアーティストから絶大な指示があるトレイシー・チャップマン。「Fast car」のカバーは、ジャスティン・ビーバー、パッセンジャー、ジョナス・ブルーなど、数えたらキリがない程のカバーが見つかります。今回はトレイシーのライブ映像と、僕が聞いて特に良かったカリードのカバーを紹介します。

「Fast Car」のライブ映像
Khalid – Fast Car in the Live Lounge

最後に文法・歌詞の説明

それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。

01. Maybe we make a deal
「Maybe we make a deal」で、「取引をする」という意味なります。なので、「取引をする」だと表現が硬いので、「協力する」と訳しました。

02. You see my old man’s got a problem
「my old man」で、「父親」になります。ここでの訳は「父親は問題を抱えている」になります。

03. He live with the bottle that’s the way it is
「that’s the way it is」で、「そういうものだ、それが現実だよ」という成句になります。このまま一つで覚えておきましょう。ですので、「父親は飲んだくれなの、それが現実なのよ」となります。

04. And I work in a market as a checkout girl
「checkout girl」は、「レジの人」になります。または「cashier」でも、「レジ」という意味なります。

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

この記事を書いた人
ヨロイ

オンガクガトマラナイを運営しているヨロイです。普段はウェブディレクターをしています。洋楽をきちんと翻訳したくてこのサイトを始めました。洋楽って本当に良いですよね!

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