今回は、Ellie Goulding(エリー・ゴールディング)の「On My Mind(オン・マイ・マインド)」の翻訳をしたいと思います。
「On My Mind」は、エリー・ゴールディングの3rdアルバム「Delirium」からリードシングルとして2015年9月にリリースされました。エリー自身は否定していますが、エド・シーランの「Don’t」に対してのアンサーソングなのは周知の事実です。商業的には大きな成功を収め、UKシングルスで5位、米国ビルボードでは13位、オーストラリアでは3位、ヨーロッパを中心に20ヶ国以上でチャート上位を獲得しました。
エド・シーランの「Don’t」に対してのアンサーソング?

2013年あたりに恋人同士だったエド・シーランとエリー・ゴールディングでしたが、その後破局。その破局の内容をエドは自身の曲「Don’t」で発表。エリーとワン・ダイレクションのナイル・ホーランがエドのツアー中に同じホテルで浮気していただろと暴露します。しかも「Don’t」は記録破りのメガヒットします。そのエドの「Don’t」に対してのアンサーソングが「On My Mind」だと言われています。
ちなみに、エド・シーランの「Don’t」を聞いてない人はコチラから>
それでは、まずはお聞きください。
On My Mind 基本情報
曲名:On My Mind(オン・マイ・マインド)
アーティスト:Ellie Goulding(エリー・ゴールディング)
発売日:2015年09月17日
収録アルバム:Delirium
youtube「On My Mind:Ellie Goulding」より
ここから「On My Mind:Ellie Goulding」の翻訳開始!
↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓
It’s a little blurry how the whole thing started
(すべてがどうやって始まったのか少し曖昧なの)
I don’t even really know what you intended
(あなたがどういうつもりだったかも全然分からないわ)
Thought that you were cute and you could make me jealous
(あなたはとってもカッコ良くて、嫉妬しちゃうって思ったの)
Poured it down, so I poured it down ※01
(そんな思いだったの、そんな思いを飲み込んで)
Next thing that I know I’m in a hotel with you
(気づいたら、あなたと一緒にホテルにいたのよ)
You were talking deep like it was mad love to you
(少し狂気じみた愛のようなもので、あなたは夢中で話してた)
You wanted my heart but I just liked your tattoos
(わたしの心が欲しかったみたいだけど、わたしはただあなたのタトゥーが好きだったのよ)
Poured it down, so I poured it down
(そんな思いだったの、そんな思いを飲み込んで)
And now I don’t understand it
(だから、今でも訳がわからないの)
You don’t mess with love, you mess with the truth
(あなたは愛を汚さなかった、けれど真実を汚したのよ)
And I know I shouldn’t say it
(わたしも言うべきじゃないってわかってるわ)
But my heart don’t understand
(でも、気持ちの整理がつかないの)
Why I got you on my mind ×4 ※02
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
But my heart don’t understand
(でも、気持ちの整理がつかないの)
Why I got you on my mind ×4
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
I always hear, always hear them talking
(いつも聞こえてくる、いつもみんなが話しているのが聞こえる)
Talking ‘bout a girl, ‘bout a girl with my name
(一人の女性について話してる、わたしの名前と同じ女性について)
Saying that I hurt you but I still don’t get it
(みんな言うのよ「わたしがあなたを傷つけたと」、だけどまだよく分かってないのよ)
You didn’t love me, no, not really
(あなたはわたしのこと愛してなかったでしょ、実際のところはね)
Wait, I could have really liked you
(待って、本当はあなたのこと好きになりそうだったのよ)
I’ll bet, I’ll bet that’s why I keep on thinking ‘bout you
(賭けてもいいわ、賭けてもいいの、だってわたしはまだあなたのこと考えてるんだもん)
It’s a shame (shame), you said I was good
(残念だわ、あなたはわたしのこと最高だって言ってくれたのに)
So I poured it down, so I poured it down
(そんな思いだったの、そんな思いを飲み込んで)
And now I don’t understand it
(だから、今でも訳がわからないの)
You don’t mess with love, you mess with the truth
(あなたは愛を汚さなかった、けれど真実を汚したのよ)
And I know I shouldn’t say it
(わたしも言うべきじゃないってわかってるわ)
But my heart don’t understand
(でも、気持ちの整理がつかないの)
Why I got you on my mind ×4
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
But my heart don’t understand
(でも、気持ちの整理がつかないの)
Why I got you on my mind
(何故あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody ※03
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何故あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何故あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何故あなたのことが頭から離れないの)
You got yourself in a dangerous zone
(あなたは自分自身を危険な場所に誘いこんだのよ)
Cause we both have the fear, fear of being alone
(お互いに不安に駆られるんだもの、一人でいることの不安にね)
And I still don’t understand it
(だから、わたしはまだ理解できてないの)
You don’t mess with love, you mess with the truth
(あなたは愛を汚さなかった、けれど真実を汚したのよ)
And my heart don’t understand it, understand it, understand it
(わたしの心は整理ができていない、わからないの、わからないのよ)
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
But my heart don’t understand
(でも、気持ちの整理がつかないの)
【※繰り返し ×2】
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Why I got you on my mind
(何でだか、あなたのことが頭から離れないの)
You think you know somebody
(あなたは勘違いしてたのよ)
Uh, uh, uh, uh, ohh, uh!
曲の感想とまとめ
いかがでしたでしょうか?最初エドの「Don’t」を聞いた時はエリー・ゴールディングって酷い女だなと思いましたが、エリー側の主張「On My Mind」で見事にイーブンに持ち込んだなと思いました。この英国式のブラックジョークというか、皮肉を皮肉で返答するやり方はやっぱりどこか芸術に似た部分があるかと思います。
ちなみに、エド・シーランの「Don’t」を聞いてない人はコチラから>
エドは純情というかロマンチストだとすると、エリーは今を楽しんでるリアリストなのかもしれません。ミュージックビデオがもの凄くエリーの心境を表してると思っていて、あまりに「重い恋愛」は彼女にとって億劫だったのかもしれません。
「On My Mind」のカバーを紹介!
実はエリーの「On My Mind」より、カバーしたバージョンを紹介したかったんです。たぶんカバーの中では一番良い感じでアレンジしてると思います。ぜひ、お聞き下さい。
最後に文法・歌詞の説明
それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。
01. Poured it down, so I poured it down
「Poured it down」には、この曲の中では2つの意味があります。1つは「思いを飲み込んで」という意味、2つ目は「お酒を飲み込む」という意味です。歌詞を見ると2つの意味を掛け合わせてると思います。ビデオではお酒を飲むシーンもあるので。但し、僕は「思いを飲み込む」の方がこの曲の中ではしっくりくるので、そちらを採用しています。
※参考元:Urban Dictionary「poured it down」より
02. Why I got you on my mind
「on my mind」は、「気になる、悩む」という意味になります。その前に「you(あなた)」があるので、「あなたのことが頭から離れない」という意味になります。
03. You think you know somebody
「You think you know somebody」で、「あなたのこと理解していると思ってた、(けれどそうじゃなかった)」という成句です。つまり「勘違いしていた」という意味になります。
※参考元:HiNative「You think you know somebody」より
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。