【Pumped Up Kicks】の和訳:Foster The People(フォスター・ザ・ピープル)

今回は、Foster The People(フォスター・ザ・ピープル)「Pumped up Kicks(パンプアップ・キックス)」の翻訳に挑戦したいと思います。

フォスター・ザ・ピープルは、米国ロサンゼルス出身のインディーポップバンドです。2010年に「Pumped up Kicks」をリリースすると徐々にラジオなどで注目を集めるよになり大ヒットを記録、彼らを一躍有名にした曲です。心地よい音楽とパンチの効いた歌詞が魅力のバンドです。

「Pumped up Kicks」はデビューアルバム「Torches(トーチス)」に収録されています。米国ビルボードで3位、UKシングルスで18位、オーストラリアで1位、カナダで3位など世界各国でヒットを記録しました。

Pumped Up Kicksの意味とは

この曲は家庭環境に問題のある十代の少年が殺人的思考に狩られる様子が描かれています。タイトルになっている「Pumped Up Kicks」は「Reebok Pump(リーボックポンプ)」を意味しており、リーボックを買ってもらえなかった主人公はフック(サビ)の部分で「All the other kids with the pumped up kicks(おまえらみんな、高そうなイカした靴履いてるじゃないか)」と言いながら銃を向けてクラスメイトを追いかけていきます。

リーボックポンプシリーズ
Foster The People:Reebok Pump

ポップな曲調とは裏腹にハードな歌詞にも注目してみてください。
それでは、聞いてみてください。

Pumped Up Kicksの基本情報

曲名:Pumped Up Kicks(パンプアップ・キックス)
グループ名:Foster The People(フォスター・ザ・ピープル)
発売日:2010年09月14日
収録アルバム:Torches(トーチス)

「Pumped Up Kicks:Foster The People」の動画


youtubeより

ここから「Pumped Up Kicks:Foster The People」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

Robert’s got a quick hand
(ロバートは銃の使い方を覚えた)

【※quick handは「早撃ち」という意味】

He’ll look around the room, he won’t tell you his plan
(彼はぐるりと部屋を見渡す、誰にもその計画を告げることはない)

He’s got a rolled cigarette
(紙巻きタバコを手に取り)

Hanging out his mouth, he’s a cowboy kid
(口にくわえるのさ、まるで子供のカウボーイのように)

Yeah, he found a six-shooter gun
(彼は6連装式リボルバーを見つけた)

In his dad’s closet, in the box of fun things
(父親のクローゼットの中で、他のものとごっちゃになっていた)

I don’t even know what
(使い方なんてわかりゃしない)

But he’s coming for you, yeah, he’s coming for you
(でも、彼はやる気だ、今におまえの元にやってくるぞ)

All the other kids with the pumped up kicks ※01
(おまえらみんな、高そうなイカした靴履いてるじゃないか)

You better run, better run, outrun my gun
(さぁ逃げた方がいい、逃げるんだ、僕の銃よりも早く)

All the other kids with the pumped up kicks
(みんな、そんな靴なんか履きやがって)

You better run, better run, faster than my bullet
(逃げろ、逃げた方がいい、僕の弾丸より早くな)

【※繰り返し x 2】

Daddy works a long day
(父親は仕事ばかり)

He be coming home late, and he’s coming home late ※02
(いつも遅くに帰ってくる、そういつも遅くに)

And he’s bringing me a surprise
(そして、父親は僕に特別なものを持って来る)

‘Cause dinner’s in the kitchen and it’s packed in ice
(キッチンに置かれた夕飯は今夜も冷たく密封されている)

I’ve waited for a long time
(僕は長い時間待っていた)

Yeah, the sleight of my hand is now a quick-pull trigger
(今なら慣れた手つきで引き金に指をかけられる)

I reason with my cigarette
(タバコを咥えながら考えてから)

And say, “Your hair’s on fire, you must’ve lost your wits”, yeah ※03
(こう言うのさ「一度でも銃が火を吹けば、誰だって正気でいられなくなるぞ」ってさ)

All the other kids with the pumped up kicks
(おまえらみんな、高そうなイカした靴履いてるじゃないか)

You better run, better run, outrun my gun
(さぁ逃げた方がいい、逃げるんだ、僕の銃よりも早く)

All the other kids with the pumped up kicks
(みんな、そんな靴なんか履きやがって)

You better run, better run, faster than my bullet
(逃げろ、逃げた方がいい、僕の弾丸より早くな)

【※繰り返し x 2】

Run, run, run, run …
(走ってる、みんな逃げてる…)

All the other kids with the pumped up kicks
(おまえらみんな、高そうなイカした靴履いてるじゃないか)

You better run, better run, outrun my gun
(さぁ逃げた方がいい、逃げるんだ、僕の銃よりも早く)

All the other kids with the pumped up kicks
(みんな、そんな靴なんか履きやがって)

You better run, better run, faster than my bullet
(逃げろ、逃げた方がいい、僕の弾丸より早くな)

【※繰り返し】

曲の感想とまとめ

Pumped Up Kicks:Foster The People(フォスター・ザ・ピープル)

いかがでしたでしょうか。
口笛を口ずさみたくなる曲ですが、歌詞は結構ハードだったのではないでしょうか。アメリカでは10代の銃乱射について多くの問題を抱えており、数年おきに大きな事件が起きています。

コロンバイン高校銃乱射事件について

1999年4月20日に起きた米国コロラド州のコロンバイン高校で起きた銃乱射事件。同校の生徒2名によって12名の生徒と1名の教師が銃殺され、犯行後両名は自殺した。元メンバーでベース担当だったCubbie Fink(カビー・フィンク)の従兄弟はこの事件に遭遇しており、「Pumped Up Kicks」はこの事件から多少なりともインスピレーションを受けています。

また、フォスター(ボーカル)はCNNの取材の時に「10代の精神病の増加」に関する記事を読んだ時にこの曲を思いついたと語っています。「家族の欠如、愛の欠如、孤立」が子供たちの精神に異常をきたすことにも言及しており、現実にこのコロンバイン高校銃乱射事件の8年後2007年にはバージニア工科大学銃乱射事件が起きています。

こういった問題はアメリカでも大きな問題となっており、この曲はそういった部分でも風刺しているように感じます。

※追記:
アメリカでの銃乱射事件は年々増加している気がします。ここ数年の間だけでも下記が上げられます。
2016年6月12日:フロリダ銃乱射事件
2017年10月1日:ラスベガス・ストリップ銃乱射事件
2018年2月14日:マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件

最後に文法・歌詞の説明

それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。

01. All the other kids with the pumped up kicks
上記にも述べましたが、「the pumped up kicks」はリーボックの「Pump(ポンプ)」を意味しています。リーボックの人気の程が分かりますし、みんな持ってるのに一人だけもってない様子も見てとれます。ちなみにこの少年は貧乏ではありません、きちんと歌詞には「Daddy works a long day(父さんは仕事づくめ)」と書いてあり、子供にまったく興味のない家庭環境を意味しています。

02. And he’s bringing me a surprise
「a surprise」とはなんでしょうか。意味深な歌詞です。単純にその後に続く歌詞の「it’s packed in ice(冷凍食品)」の事を意味しているかもしれませんし、暴力による「虐待」を意味しているようにも捉えることができます。何にしてもこの少年の家庭環境が安全でないことは確かなようです。

03. And say, “Your hair’s on fire, you must’ve lost your wits”, yeah
「Your hair’s on fire」は「咥えてるタバコの燃える様子」、「銃が火を吹いている様子」、または「誰かの頭を打ち抜いた様子」を表しているものと思われます。

「must+have+過去分詞」で「〜に違いない」という意味になります。「wit(正気)」が「lose(失う)」となるので、「お前は正気でいられなくなる」となります。

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。この曲は、フォスターが言うにはネガティブなイメージはなく、あくまで踊りたくなるようなイメージで作ったという事です。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

この記事を書いた人
ヨロイ

オンガクガトマラナイを運営しているヨロイです。普段はウェブディレクターをしています。洋楽をきちんと翻訳したくてこのサイトを始めました。洋楽って本当に良いですよね!

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