今回は、Mariah Carey & Justin Bieber(マライア・キャリー&ジャスティン・ビーバー)の「All I Want for Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」の翻訳です。
「恋人たちのクリスマス」は、1994年11月にリリースされたマライア・キャリーのクリスマスソングです。クリスマスソングとして今まで多くのアーティストによってカバーされてきましたが、今回翻訳していくのは、2011年にマライアとジャスティン・ビーバーがデビュエットするリミックス・バージョンです。また、この曲はジャスティンのクリスマス・アルバム「Under the Mistletoe」に収録されています。
それでは、お聞きください。
All I Want for Christmas Is You 基本情報
曲名:All I Want for Christmas Is You
アーティスト:Mariah Carey & Justin Bieber
出身:アメリカ、カナダ
ジャンル:ポップ
チャート:86位(ビルボード)
発売日:2011年11月01日
収録アルバム:Under the Mistletoe
![]() |
All I Want for Christmas Is You Mariah Carey & Justin Bieber ![]() ![]() |
YouTube「恋人たちのクリスマス:Mariah Carey & Justin Bieber」より
「恋人たちのクリスマス:Mariah Carey & Justin Bieber」の翻訳
※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。
[Mariah Carey:]
I don’t want a lot for Christmas
(クリスマスに多くは望まないわ)
There is just one thing I need
(私が欲しいのは1つだけ)
I don’t care about the presents underneath the Christmas tree
(クリスマスツリーの下にあるプレゼントは何だっていい)
I don’t need to hang my stocking there upon the fireplace
(暖炉の上に靴下をかけておく必要はない)
Santa Claus won’t make me happy
(サンタクロースじゃ、私を幸せにできないの)
with a toy on Christmas day
(クリスマスのオモチャじゃね)
I just want you for my own more than you could ever know
(ただあなたを独り占めしたい、あなたが思ってる以上に)
Make my wish come true
(願いよ、叶え)
All I want for Christmas is you
(クリスマスに欲しいのは、あなただけなの)
[Justin Bieber:]
Oh, I won’t ask for much this Christmas
(今年のクリスマスに多くは望まないよ)
I won’t even wish for snow
(雪が降ってほしいとも思わない)
I’m just gonna keep on waiting underneath the mistletoe*
(僕はただヤドリギの下で待ち続ける)

I won’t make a list and send it to the North Pole for Saint Nick*
(リクエストを北極のサンタに送って)
ウィキペディア「サンタクロース」より
I won’t even stay awake to hear those magic reindeer click
(魔法のかかったトナカイの音を聞くために寝ないで待つこともしない)
‘Cause I just want you here tonight
(だって、とにかく今夜は君といたいから)
holding on to me so tight
(僕をギュッと抱きしめてくれる君と)
What more can I do?
(それ以上僕に何ができるって言うんだ)
Oh baby, all I want for Christmas is you
(ベイビー、僕がクリスマスに望むものは君だけなんだ)
You baby
(君だけなんだ)
[Mariah Carey & Justin Bieber]
All the lights are shining so brightly everywhere
(街中の明かりがまばゆく輝いて)
And the sound of children’s laughter fills the air
(子どもたちの笑い声があたりに満ちてる)
And everyone is singing
(みんな歌っている)
I hear those sleigh bells ringing
(リンリンとソリの鈴の音が響き)
Santa, won’t you bring me the one I really need?
(サンタさん、私が本当に欲しいものを持ってきてほしい)
Won’t you please bring my baby to me?
(お願い、あの人を私に届けて欲しい)
[Mariah Carey:]
I don’t want a lot for Christmas
(クリスマスに多くは望まないわ)
This is all I’m asking for
(私の欲しいものはこれだけなの)
I just wanna see my baby standing right outside my door
(玄関の向こうで待っているあの人に会いたい)
I just want you for my own more than you could ever know
(ただあなたを独り占めしたい、あなたが思ってる以上に)
Make my wish come true
(願いよ、かなえ)
Oh baby, all I want for Christmas is you
(ベイビー、クリスマスに望むのはあなただけ)
All I want for Christmas is you baby
(私がクリスマスに望むのは、あなただけなの)
解説とまとめ
2011年のクリスマス商戦に向けてリリースされたジャスティン・ビーバーのクリスマスアルバム「Under the Mistletoe」に収録されている「All I Want for Christmas Is You」は、マライア・キャリーの大ヒットシングル「恋人たちのクリスマス」のリミックスです。
当時人気絶頂だったジャスティン・ビーバーですが、インタビューではマライアの高い声に合わせて歌うのが少し苦労したと語っていました。ビルボード誌ではオリジナルの方が良いと評価されてしまいましたが、クリスマスに向けたアルバム「Under the Mistletoe」は見事にビルボード200(アルバムチャート)で1位に輝きました。
最後に感想を
今や定番のクリスマスソングとなったマライヤ・キャリーの「All I Want for Christmas is You(恋人たちのクリスマス)」。これに並ぶのはワムの「Last Christmas」、山下達郎の「クリスマス・イブ」くらいではないでしょうか(偏っていたらすみません)。
ハロウィンが終わるとどこからともなく聞き慣れたクリスマスソングが流れてきて、年の瀬を感じるのが風物詩となって久しいわけです。そんな「鉄板」に挑むは、ニュージェネレーションの筆頭、ジャスティン・ビーバー。
2011年10月17日にシングル「Mistletoe」で「クリスマスソング業界」に参戦。11月1日には「Mistletoe」を含む全曲クリスマスをテーマにしたアルバム「Under the Mistletoe」をリリース。そのアルバムには名曲のカヴァーが散りばめられたジャスティンファンのためのクリスマス曲集となっており、「伝説の曲」を持ち前のセクシーボイスで自分のものにしていきます。
![]() |
|
![]() |
Under the Mistletoe Justin Bieber ¥1,530 ![]() |
このアルバムは2018年の今聞いても古さを感じさせません。今回紹介したマライヤの「All I Want for Christmas is You」もこのアルバムに収録されており、本人とのデュエットで話題をさらったとも言えますが、その実はジャスティンの歌の才能の証明といえましょう。この2011年のクリスマスは、ジャスティンの歌声に彩られた聖夜だったのではないでしょうか。
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。
![]() |
All I Want for Christmas Is You Mariah Carey & Justin Bieber ![]() ![]() |