今回は、LSD(エル・エス・ディー)の「Thunderclouds(サンダークラウズ)」の翻訳です。
「Thunderclouds」は、LSDが2018年8月9日にリリースした曲です。LSD結成から3枚目となる今回の曲は、理想や夢の裏側にある不安や恐怖、そして信頼していたモノからの裏切りによって人が成長してく様子が描かれた作品です。UKチャートでは57位、オーストラリアでは69位を記録しています。
LSDとは、イギリスのシンガー「Labrinth(ラビリンス)」と、チープスリルでお馴染みの「Sia(シーア)」、DJ兼プロデューサーの「Diplo(ディプロ)」が組んだコラボプロジェクトです。それぞれの頭文字をとって「LSD」と付けられました。ドラッグではありません。
それでは、お聞きください。
Thunderclouds 基本情報
曲名:Thunderclouds
アーティスト:LSD
出身:英国、豪州、米国
ジャンル:ポップ、エレクトロポップ
チャート:57位(UK)
発売日:2018年08月09日
収録アルバム:なし
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Thunderclouds LSD ![]() |
「Thunderclouds:LSD」の翻訳
※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。
All I need is one
(欲しいのは一つだけ)
One old man is enough
(一人の老人がいれば十分だ)
Babe, you got it wrong
(ベイビー、あなたは間違っていた)
Just turn your fears into trust, to trust
(怖れることから信頼することに変えるの、信じるの)
Where’d the love go
(愛はどこへ行くのだろうか)
When all is said and done
(いつすべては語られ、いつ終わるのか)
Hey now I got your hands in the air
(今、空中で君の手を掴んだら)
I’mma go through your stuff
(ただすり抜けてしまうんだ)
Where’d the love go?
(愛はどこへ行くのだろうか)
You put the running into run *
(あなたは逃げ続けている)
You asking me to stay
(君はここにいてほしいと言うけれど)
But I never met a girl I could trust
(信じることのできる女の子には出会ったことないんだ)
You’re sayin’ those words like you hate me now
(君は今、僕が嫌いになったような言葉を吐きかける)
Our house is burning when you’re raised in hell *
(君が怒りに身を任せる程、僕らの家は燃えていく)
※Collins Dictionary「to raise hell」より
Here in the ashes your soul cries out
(灰の中に残ったモノは、君の魂の叫び声だ)
But don’t be afraid of these thunderclouds *
(だけど、この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no
(この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no, no
(この雷雲を怖がらなくていい)
All I need is love
(必要なのは愛だけだ)
All I need is a word
(必要なのは一言だけだ)
All I need is us
(必要なのは僕ら自身なんだ)
You turn nouns into verbs, to verbs *
(君は名詞から動詞に変えたんだ、動詞に)
Where’d the love go
(愛はどこへ行くのだろうか)
When all is said and…
(いつすべては語られるのか、そして…)
Hey now put your hands in the air
(今、空中で君の手を掴んだら)
I’mma go through your stuff
(ただすり抜けてしまうんだ)
Where did love go?
(愛はどこへ行くのだろうか)
You put the running into run
(あなたは逃げ続けている)
You asking me to stay
(君はここにいてほしいと言うけれど)
But I never met a man I could trust
(信じることのできる女の子には出会ったことないんだ)
You’re sayin’ those words like you hate me now
(君は今、僕が嫌いになったような言葉を吐きかける)
Our house is burning when you’re raised in hell
(君が怒りに身を任せる程、僕らの家は燃えていく)
Here in the ashes your soul cries out
(灰の中に残ったモノは、君の魂の叫び声だ)
But don’t be afraid of these thunderclouds
(だけど、この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no
(この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no, no
(この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no
(この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds, oh no, no
(この雷雲を怖がらなくていい)
These thunderclouds
(この雷雲を)
These thunderclouds
(この雷雲を)
These thunderclouds
(この雷雲を)
解説とまとめ
シーアとディプロ、そしてラビリンスが組んだLSDのシングルも、今回の「Thunderclouds」で3曲目となりました。おそらく2018年中にアルバムがリリースされそうです。
「Thunderclouds(雷雲)」と付けられたタイトルは、理想や夢の裏側にある不安や恐怖、そして信頼していたモノからの裏切りによって人が成長してく様子が描かれた作品です。愛のない言葉を吐きかけられたことによって傷ついた後に残るモノは、「魂の叫び=雷雲のようなモノ」だけです。だけど、それは自身の本当の気持ちを表しており、何も怖れる必要はなく愛すべき存在だということです。
「Thunderclouds」の公式MVが公開された!
2018年8月30日に、「Thunderclouds」の公式ミュージックビデオが公開されました。シーアのMVにいつも出演している、ダンサーのマディー・ジーグラーを起用し、「不思議の国のアリス」のような感じの作品に仕上がっています!
最後に感想を
シーアとラビリンスの歌声が良い感じで融合し、めちゃくちゃカッコよく仕上がってると感じました。やはりシーアが絡むとシーア色が強くなり、ディプロがどこに行ったのかなと思いますよね。だけど、一番最初にリリースされた「Genius」はディプロっぽくなっています。
それにしても、LSDっていうグループ名は頭文字を取ったと言ってもいろいろな意味を想像してしまいます。ミュージックビデオを見てもそんな感じだし、きっとあれなんでしょうね。
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。
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Thunderclouds LSD ![]() |
とても大好きな曲を、素敵な訳で読めて嬉しいです、UPしてくださりありがとうございます!
2年前の記事にコメントするのはどうなのかなとも思ったのですが、解釈の違いがあったので、厚かましいですが自分のも共有させてください!
Bメロの、
Where’d the love go
When all is said and done
の2行目の部分、自分は疑問形としてではなく、「全てが語られ、なされた時」というふうに捉えて、全体で
「全てが語られ、なされた時、愛はどこへ行くのだろうか」
という解釈をしてました。
文法的にはどちらも間違ってないと思うのですが、それぞれで意味が結構変わってきて面白いですよね!
英語がネイティブの方って、瞬時にどっちかとか理解できるものなのか、はたまたそれぞれの解釈を持ってるのか…気になりますね笑
でも、全く同じ言葉でも意味が変わってくる、英語のそういう深みのある感じ、すごく好きです!!
色々考えて楽しい時間が過ごせました、改めて素敵な記事をありがとうございます!