今回は、Oasis(オアシス)の「Whatever(ワットエバー)」の翻訳です。
「Whatever」は、イギリス・マンチェスター出身のバンド・オアシスが1994年12月18日にクリスマスに向けリリースしたシングル曲です。1stアルバムと2ndアルバムの間にリリースされたこともあり、2010年にベストアルバム「Time Flies… 1994–2009」に収録されるまではアルバムに収録されていませんでした。UKチャートで3位に入るなど、オアシスを語る上で外せない一曲です。
それでは、お聞きください。
Whatever 基本情報
曲名:Whatever
アーティスト:Oasis
出身:マンチェスター(英国)
ジャンル:ブリットポップ、ロック
チャート:3位(UK)
発売日:1994年12月18日
収録アルバム:なし
![]() |
Whatever Oasis ![]() |
「Whatever:Oasis」の翻訳
※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。
I’m free to be whatever I
(俺はどんなモノにだってなれる)
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want*
(何を選ぼうとも、望めばブルースだって歌うことだってできる)
I’m free to say whatever I
(俺はどんなコトだって言える)
Whatever I like if it’s wrong or right, it’s alright
(何だって好きなコトを、間違ってようが正しいかろうが構わない)
Always seems to me*
(いつも思うんだ)
You only see what people want you to see*
(皆、誰かが追い求めるモノしか見みないんじゃないかって)
How long’s it gonna be
(いつになればできると思う)
Before we get on the bus and cause no fuss*
(バスに乗る前に、不平不満を言わなくなるのは)
Get a grip on yourself, it don’t cost much*
(自分を持てよ、たいしたことじゃない)
※Cambridge Dictionary「get a grip on yourself」より
Free to be whatever you
(お前だってどんなモノにもなれる)
Whatever you say if it comes my way, it’s alright
(何を言おうが、俺と同じようにやっても構わない)
You’re free to be wherever you
(どこにだって行ける)
Wherever you please you can shoot the breeze if you want
(どこに行こうと、無駄話をしたくなったらすればいい)
It always seems to me
(いつも思うんだ)
You only see what people want you to see
(皆、誰かが追い求めるモノしか見みないんじゃないかって)
How long’s it gonna be
(いつになればできると思う)
Before we get on the bus and cause no fuss
(バスに乗る前に、不平不満を言わなくなるのは)
Get a grip on yourself, it don’t cost much
(自分を持てよ、たいしたことじゃない)
I’m free to be whatever I
(俺はどんなモノにだってなれる)
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
(何を選ぼうとも、望めばブルースだって歌うことだってできる)
Here in my mind
(心はここにある)
You know you might find
(きっとお前は見つけるさ)
Something that you
(お前の中の何かを)
You thought you once knew
(かつて思い描いてたモノを)
But now it’s all gone
(だけど、今はもうすべて消えてしまった)
And you know it’s no fun
(それじゃ楽しくないってわかってるはずだ)
You know it’s no fun
(楽しくないはずだろ)
And you know it’s no fun
(楽しくないってわかってるはずなんだ)
I’m free to be whatever I
(俺はどんなモノにだってなれる)
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
(何を選ぼうとも、望めばブルースだって歌うことだってできる)
I’m free to be whatever I
(俺はどんなモノにだってなれる)
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
(何を選ぼうとも、望めばブルースだって歌うことだってできる)
Whatever you do, whatever you say, I know it’s alright
(お前が何をしようと、何を言おうが、俺は大丈夫だってわかってる)
Whatever you do, whatever you say, I know it’s alright
(お前が何をしようと、何を言おうが、俺は大丈夫だってわかってる)
解説とまとめ
1994年のクリスマスに向けてリリースした「Whatever」は、それまでオアシスがシングルとしてリリースした曲の中で一番の売上を記録し、UKチャートで3位を記録しました。ノエル・ギャラガー(兄)によって書き下ろされたこの曲は、オアシスの中でも上位に入る人気の曲で、リリースされてから長い期間を経た今でも尚高い人気を誇っています。
オアシスは日本でも高い人気があるバンドの一つです。特に「Whatever」は、ソニー、トヨタ、アサヒビールなど多くの企業のCMに使われており、この曲を知らなくても耳にしたことがあるはずです。
「Whatever」は、楽曲の一部をNeil Innes(ニール・イネス)の「How Sweet to Be an Idiot」から借用しています。おそらく偶然であると思いますが、「Whatever」がリリースされてから、ニール・イネス側の訴えによりクレジットにニールの名前も記載されました。こちらがその曲です。
1996年ライブでの「Whatever」を紹介!
1996年イギリスのネブワースで行われたオアシスのライブ映像から、「Whatever」を紹介します。いつも兄弟喧嘩が絶えない二人ですが、この時は仲良く演奏しています。カッコいいぜ!
最後に感想を
オアシスは僕が好きなバンドの一つです。僕がオアシスと知り合ったのは高校生の時でもうその頃には既に4枚のアルバムをリリースするなど、かなり大御所のバンドになっていました。当時は「Whatever」がクリスマスに向けてリリースした曲だなんて知らなかったし、メロディがカッコいいビートルズみたいなバンドって感じで聞いてました。懐かしい…。
時が経ち、こうやって一文一文を自分で翻訳してみると、この曲の良さや書かれている内容が染み渡るようで、やっぱりみんなが名曲だって言う理由がわかる気がしました。人を元気づけることって僕には中々できることではありませんが、「Whatever」のような人に元気を与える曲ってやっぱり凄いなぁと思うんです。
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。
![]() |
Whatever Oasis ![]() |
素晴らしい和訳、解説ありがとうございます!感動しました!