今回は、Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ)の「High Hopes(ハイ・ホープス)」の翻訳です。
「High Hopes」は、パニック・アット・ザ・ディスコの6thアルバム「Pray for the Wicked」に収録されており、2018年5月にリードシングルとしてリリースされました。この曲は、ブレンドン・ユーリー(ボーカル)の「強い志(こころざし)」が反映された曲です。ビルボードでは8位、UKチャートでは12位を記録しています。
それでは、お聞きください。
High Hopes 基本情報
曲名:High Hopes
アーティスト:Panic! At The Disco
出身:ネバタ(米国)
ジャンル:ポップロック、ポップ
チャート:8位(ビルボード)
発売日:2018年05月23日
収録アルバム:Pray for the Wicked
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High Hopes Panic! At The Disco ![]() |
YouTube「High Hopes:Panic! At The Disco」より
「High Hopes:Panic! At The Disco」の翻訳
※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Shooting for the stars when I couldn’t make a killing *
(成功できない時も、目標を追い続ける必要があったんだ)
※The Free Dictionary「shoot for the stars」より
※The Free Dictionary「make a killing」より
Didn’t have a dime but I always had a vision *
(金がなくとも、いつも理想を持っていた)
Always had high, high hopes
(いつも希望はより高く持ってたんだ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Didn’t know how but I always had a feeling
(何をすればいいか分からなかったけど、いつも感じてたんだ)
I was gonna be that one in a million *
(僕は絶対に成功するんだって)
※Cambridge Dictionary「be one in a million」より
Always had high, high hopes
(いつも希望をより高く持ってたんだ)
Mama said
(ママは言った)
Fulfill the prophecy *
(思い描いたモノを叶えなさい)
Be something greater
(どんなモノでもいいから立派になって)
Go make a legacy
(後に残るモノを作りなさいと)
Manifest destiny *
(西部開拓時代)
※Wikipedia「マニフェスト・デスティニー」より
Back in the days
(過去にあった)
We wanted everything, wanted everything
(野望に満ちた人間たちのように)
Mama said
(ママは言った)
Burn your biographies *
(おまえの伝記なんて燃やして)
Rewrite your history
(また書き直せばいいと)
Light up your wildest dreams
(自分の一番やりたかったことを思い出しなさい)
Museum victories, everyday *
(日々、美術館に飾られてる勝利の絵の中には)
We wanted everything, wanted everything
(野望に満ちた人間たちがいたのだから)
Mama said don’t give up, it’s a little complicated
(ママは言った、困難があろうが諦めてはいけない)
All tied up, no more love and I’d hate to see you waiting *
(手一杯で愛を失くした、そんな呆然としたあなたを見るのは嫌なのと)
※Cambridge Dictionary「be tied up」より
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Shooting for the stars when I couldn’t make a killing
(成功できない時も、目標を追い続ける必要があったんだ)
Didn’t have a dime but I always had a vision
(金がなくとも、いつも理想を持っていた)
Always had high, high hopes
(いつも希望はより高く持ってたんだ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Didn’t know how but I always had a feeling
(何をすればいいか分からなかったけど、いつも感じてたんだ)
I was gonna be that one in a million
(僕は絶対に成功するんだって)
Always had high, high hopes
(いつも希望をより高く持ってたんだ)
Mama said
(ママは言った)
It’s uphill for oddities
(変人と呼ばれる人には上り坂がある)
The stranger crusaders
(外から来た人、社会を変えようとしてる人は)
Ain’t ever wannabes
(かぶれたりはしない)
The weird and the novelties
(不思議な人や斬新な人は)
Don’t ever change
(そのスタイルを変えることはなく)
We wanted everything, wanted everything
(皆、心に野望持っていたの、そう野望を)
Stay up on that rise
(希望を高く、よりもっと上へ)
Stay up on that rise and never come down
(希望を高くもっと上へ、決して下は見ない)
Stay up on that rise
(希望を高く、よりもっと上へ)
Stay up on that rise and never come down
(希望を高くもっと上へ、決して下は見ない)
Mama said don’t give up, it’s a little complicated
(ママは言った、困難があろうが諦めてはいけない)
All tied up, no more love and I’d hate to see you waiting
(手一杯で愛を失くした、そんな呆然としたあなたを見るのは嫌なのと)
They say it’s all been done but they haven’t seen the best of me
(もう終わりだなって皆は言う、だけど彼らはまだ僕の本気を見てない)
So I got one more run and it’s gonna be a sight to see
(だからもう一度進むよ、目にモノを見せてやるのさ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Shooting for the stars when I couldn’t make a killing
(成功できない時も、目標を追い続ける必要があったんだ)
Didn’t have a dime but I always had a vision
(金がなくとも、いつも理想を持っていた)
Always had high, high hopes
(いつも希望はより高く持ってたんだ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Didn’t know how but I always had a feeling
(何をすればいいか分からなかったけど、いつも感じてたんだ)
I was gonna be that one in a million
(僕は絶対に成功するんだって)
Always had high, high hopes
(いつも希望をより高く持ってたんだ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Shooting for the stars when I couldn’t make a killing
(成功できない時も、目標を追い続ける必要があったんだ)
Didn’t have a dime but I always had a vision
(金がなくとも、いつも理想を持っていた)
Always had high, high hopes
(いつも希望はより高く持ってたんだ)
Had to have high, high hopes for a living
(生きるために希望を高くしなければならなかった)
Didn’t know how but I always had a feeling
(何をすればいいか分からなかったけど、いつも感じてたんだ)
I was gonna be that one in a million
(僕は絶対に成功するんだって)
Always had high, high hopes
(いつも希望をより高く持ってたんだ)
解説とまとめ
「High Hopes(高い希望)」と付けられたタイトルは、ブレンドン・ユーリー(ボーカル)の「強い志(こころざし)」が反映された曲です。パニック・アット・ザ・ディスコはバンドとして大きな成功を納めましたが、一方で試練の連続でした。例えば、最初は財政難、英国を中心にしたエモ批判、バンド名の改名、バンドメンバーの離散など。現在、パニック・アット・ザ・ディスコはユーリー1人で継続しています、だけどその心にある「野望」は尽きることがないのかもしれません。
MTVビデオアワードでの「High Hopes」のパフォーマンス
2018年8月に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードでの「High Hopes」のパフォーマンスです。かっこいい!
最後に感想を
YouTubeをさまよっていたら、偶然この曲に出会いました。リズミカルで歌詞もなんか素敵だなと感じ、思わず一気に翻訳してしまいました。まず衝撃だったのが、パニック・アット・ザ・ディスコ変わりすぎだろって思ったことです。
僕が知ってるのは、確かこんな感じのエモだったはず…。

いろいろ調べてる内に現在はバンドを一人で継続しているという内容でした。少し悲しい…。だけどこの曲からも分かる通り、エネルギッシュで野望は絶えていないみたいです。それにしても、この曲なんだか元気がでてきますよね!
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。
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High Hopes Panic! At The Disco ![]() |
私も久々に彼の歌声を聞きましたが、そんなに変わったとは思いませんでした!
もともとエンターテイメント性がとても強いバンド…というか人(ユーリ)だと思っていたので経年でこうなるのか、なるほど!という感じでしたね
この曲特に好きで、意味をちゃんと知りたいと思って検索してみたらこのサイトが出てきました。
英訳と共に詳しい解説まで載ってて素晴らしいです!(タップして表示させるっていうのもスッキリまとまってて◎)
元気になれる曲で、歌詞の内容にも力強さがあり、更に好きになりました。見易いサイトを作って下さり感謝です。翻訳お疲れ様です!