【Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)】の和訳:The Pogues(ザ・ポーグス)

今回は、The Pogues(ザ・ポーグス)「Fairytale Of New York feat. Kirsty MacColl(ニューヨークの夢)」の翻訳をしたいと思います。

「Fairytale Of New York」は、アイリッシュパンクバンドの「The Pogues」によって1987年にリリースされたクリスマスソング・デュエット曲です。UKシングルスで2位、アイルランドチャートでは1位を獲得したヒットソングです。英国では発売から30年経った今でも人気のクリスマスソングで、多くのアーティストによってカバーされています。

「Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)」とは

この曲は、あるアイルランド移民のカップルがニューヨークで夢半ばで落ちぶれいく様子を描いた歌です。歌詞の中では、お互いに愛を語り合う場面や罵り合う場面が見られ、切なくもほんのりする大人のためのクリスマス・ソングです。今回は原曲のThe PoguesのPVと、まとめにてChristy Moore(クリスティ・ムーア)のカバー、それからWalk off the Earthのカバーの3つのバージョンを紹介します。

それでは、聞いてみてください。

Fairytale Of New Yorkの基本情報

曲名:Fairytale Of New York feat. Kirsty MacColl(ニューヨークの夢)
アーティスト名:The Pogues(ザ・ポーグス)
発売日:1987年11月23日
収録アルバム:If I Should Fall from Grace with God

「Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)」の動画


youtubeより

ここから「Fairytale Of New York:The Pogues」の翻訳開始!

↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓

It was Christmas Eve, babe
(あれはクリスマスイブだった)

In the drunk tank
(泥酔保護室の中で)

【※警察署にある泥酔者を入れておく施設】

An old man said to me
(ある老人が俺に言った)

“Won’t see another one”
(もう他の者はここに来んだろうな)

And then he sang a song
(そして、その老人は歌ったんだ)

‘The Rare Old Mountain Dew’
(「The Rare Old Mountain Dew」を)

【※アイルランドに昔から伝わる曲、お酒の歌】

I turned my face away
(俺は顔を背けた)

And dreamed about you
(そして、おまえの夢を見たんだ)

Got on a lucky one
(やったぜ、引き当てた)

【※解説をみると「競馬」で当たったようです】

Came in eighteen-to-one
(配当が18倍だ!)

I’ve got a feeling
(当たる気がしてたんだ)

This year’s for me and you
(今年は俺とおまえには良い年になるぞ)

So, Happy Christmas
(だから、ハッピークリスマス)

I love you, baby
(愛してるぜ)

I can see a better time
(これからだんだん良くなるんだ)

When all our dreams come true
(俺たちの夢がすべて叶う時のように)

They’ve got cars big as bars
(あの人たちは酒場ぐらい大きな車を持ってるわ)

They’ve got rivers of gold
(あの人たちは黄金の川を手に入れたんだわ)

But the wind goes right through you
(でも風が吹き抜けると同時に)

It’s no place for the old
(ここには、もう年老いた者の場所はない)

When you first took my hand on a cold Christmas Eve
(寒かったあのクリスマスイブに、初めてあなたが私の手を握った時)

You promised me Broadway was waiting for me
(あなたはブロードウェイで私を待ってると約束してくれた)

“You were handsome!”
(あなたはハンサムだった!)

“You were pretty. Queen of New York City”
(あまえも可愛かった、まるでニューヨークの女王のようだった)

When the band finished playing
(バンドが演奏を終えた時)

They howled out for more
(客はもうやれと叫び)

Sinatra was swinging
(シナトラはスイングしていて)

【※フランク・シナトラのこと】

All the drunks, they were singing
(酔っぱらいたちは歌っていた)

We kissed on a corner
(俺たちは隅っこの方でキスをしては)

Then danced through the night
(夜通し踊っていたんだ)

The boys of the NYPD choir
(ニューヨーク市警の聖歌隊と)

We’re singing ‘Galway Bay’
(俺たちは「Galway Bay」を歌っていた)

【※「Galway Bay」はアイルランドの古くから伝わる歌】

And the bells were ringing out for Christmas day
(そして、クリスマスのために鐘が鳴り響いていたんだ)

“You’re a bum, you’re a punk”
(あんたはのんだくれでダメ人間だ!)

“You’re an old slut on junk
(テメーなんか薬中の年増の売女じゃねーか)

Lying there almost dead on a drip in that bed”
(寝たきりで点滴に繋がれた死に損ないのくせに)

“You scumbag, you maggot
(なにさ、このゲス!このウジ虫)

You cheap lousy faggot
(あんたなんか、ケチでみすぼらしいホモ野郎じゃないか)

Happy Christmas, your arse
(ハッピークリスマス、クソ野郎!)

I pray God it’s our last”
(神様にお祈りするわ、これで最後ねって)

The boys of the NYPD choir
(ニューヨーク市警の聖歌隊と)

We’re singing ‘Galway Bay’
(俺たちは「Galway Bay」を歌っていた)

And the bells were ringing out for Christmas day
(そして、クリスマスのために鐘が鳴り響いていたんだ)

“I could have been someone”
(きっと違う人生が待ってたはずなんだ)

【※直訳:俺は他の誰かになれたんだ】

“Well, so could anyone
(そうね、皆同じことを思うわ)

You took my dreams from me
(あなたが私の夢を奪ったのよ)

When I first found you”
(私があなたを最初に見つけたときにね)

“I kept them with me, babe
(その夢ならまだ俺が暖かく持ってるぜ、ベイベー)

I put them with my own
(俺の夢と一緒に大事にしまってるんだ)

Can’t make it all alone
(俺一人じゃなにもできなんだ)

I’ve built my dreams around you”
(だから、俺はおまえの隣で夢を叶えたかったんだ)

The boys of the NYPD choir
(ニューヨーク市警の聖歌隊と)

We’re singing ‘Galway Bay’
(俺たちは「Galway Bay」を歌っていた)

And the bells were ringing out for Christmas day
(そして、クリスマスのために鐘が鳴り響いていたんだ)

曲の感想とまとめ

The Pogues(ザ・ポーグス):Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)

いかがでしいたでしょうか?しんみりとほっこりと暖かくなるような曲だったでしょうか。この曲で歌っている女性Kirsty MacColl(カースティ・マッコール)は英国のシンガーソングライターで、「Fairytale Of New York」のプロデューサーSteve Lillywhite(スティーヴ・リリーホワイト)の奥様になります。

歌詞の中には、ところどころに老人がアイルランド民謡をうたったり、ニューヨーク市警の市警がアイルランドの歌を歌ったりする場面が見られます。アイルランド系の移民はアメリカでは比較的後に入ってきたため、警察官、消防士、軍人など命をかける仕事に従事することが多かったようです。実際に、ニューヨーク市警には聖歌隊というものは存在しないようです。ただし、前述したように警察の中にはアイルランド人が多かったため、おそらくバグパイプなどを使った鼓笛隊「エメラルドソサイエティ」の事を言ってるのかもしれません。

名曲故にカバーバージョンも相当良い!

「Fairytale Of New York」はイギリスでは人気のクリスマスソングで多くのアーティストによってカバーされています。僕は、Christy Moore(クリスティ・ムーア)のバージョンが一番好きなので紹介させて頂きます。

Christy Mooreバージョン

また、カナダの「Walk off the Earth」もカバーしていました。こちらもかっこ良くアレンジされているので紹介させて頂きます。

Walk off the Earthバージョン

さて、今回は以上になります。
英国でも人気のある曲なので、ぜひあなたのクリスマスソングの一つとして追加してみてはいかがでしょうか。最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

この記事を書いた人
ヨロイ

オンガクガトマラナイを運営しているヨロイです。普段はウェブディレクターをしています。洋楽をきちんと翻訳したくてこのサイトを始めました。洋楽って本当に良いですよね!

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