【Sicko Mode】の和訳:Travis Scott feat. Drake(トラヴィス・スコット feat. ドレイク)

今回は、Travis Scott(トラヴィス・スコット)「Sicko Mode feat. Drake(シッコ・モード feat. ドレイク)」の翻訳です。

「Sicko Mode」は、トラヴィス・スコットの3rdアルバム「Astroworld(アストロワールド)」に収録されており、2018年8月にシングルカットされリリースされました。ドレイクをフィーチャリングとして迎え、ゲストボーカルにSwae Lee(スワエ・リー)とBig Hawk(ビッグ・ホーク)が参加しています。トラヴィスが初めてビルボードで1位を獲得した曲です。

【目次】

それでは、お聞きください。


Sicko Mode 基本情報

曲名:Sicko Mode
アーティスト:Travis Scott feat. Drake
出身:アメリカ、カナダ
ジャンル:ヒップホップ
チャート:1位(ビルボード)
発売日:2018年08月21日
収録アルバム:Astroworld

Travis Scott feat. Drake : Sicko Mode Sicko Mode
Travis Scott feat. Drake
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「Sicko Mode:Travis Scott feat. Drake」の動画


YouTube「Sicko Mode:Travis Scott feat. Drake」より

「Sicko Mode:Travis Scott feat. Drake」の翻訳

※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。

[Drake:]
Astro, yeah*
(アストロから送る)

「Astro」は、今回の「Sicko Mode」が収録されてるトラヴィス・スコットの3rdアルバム「Astroworld」のことです。
Travis Scott feat. Drake : Sicko Mode

Sun is down, freezin’ cold
(太陽が沈めば、凍える寒さがやってくる)

That’s how we already know, winter’s here
(そしたら分かるんだ、冬がやってきたと)

My dawg would probably do it for a Louis belt*
(ルイ・ヴィトンのベルトのためなら、やらかす野郎もいる)

「dawg」は、「仲間」という意味のスラングになります。

That’s just all he know, he don’t know nothin’ else
(奴が知ってるのはそれだけ、他は何も知らない)

I tried to show ‘em, yeah
(皆に見せてやろうと思ったんだ)

I tried to show ‘em, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
(そう、見せてやろうと思ったんだ)

Goin’ on you with the pick and roll*
(ピック・アンド・ロールみたく、釣り出してやる)

ピック・アンド・ロールは、バスケットのオフェンス時の戦法です。

Young La Flame, he in sicko mode*
(ヤング・ラ・フレイム、ヤバイ状態に突入さ)

「La Flame」は、トラヴィス・スコットのことで、2013年にリリースした「Blocka La Flame」という曲からトラヴィスのニックネームになっています。タイトルにもなっている「sicko mode」とは、2つの意味があると言われています。1つは「sicko(精神異常)」や「beast(野獣のような)」という意味。もう1つは「sicko」が「six(6)」を意味しドレイクの地元「トロント」を指していることから、「仲間」という意味があります。

[Travis Scott:]
Woo, made this here with all the ice on in the booth
(ジュエリーで飾られたブースでこの曲を作った)

At the gate outside, when they pull up, they get me loose
(門の外で奴らは俺を引き寄せ、解き放とうとする)

Yeah, Jump Out boys, that’s Nike boys, hoppin’ out coupes*
(ナイキを履いて高級車から、警官のように飛び出す)

「Jump Out boys」は、「警官」や「特殊任務につく警官」のことを指すスラングです。

This shit way too big when we pull up give me the loot*
(ビギーの「Give me the loot」が聞こえたら、このシットはデカくなる)

「Give me the loot」は、ノトーリアス・B.I.G.の「Gimme The Loot」のこと。この次のフレーズには、実際にビギーの音声が使われています。

(Gimme the loot!)
(くすねたモノをよこしな)

Was off the Remy, had a Papoose*
(レミーからは距離を置いた、パプースと付き合ってるしな)

レミー・マーは、アメリカの女性ラッパーです。パプースもラッパーで二人は交際しています。
Remy and Papoose

Had to hit my old town to duck the news
(ニュースから逃れるために地元に戻る必要があった)

Two four hour lockdown, we made no moves
(24時間缶詰さ、どこにも行けなかった)

Now it’s 4 AM and I’m back up poppin’ with the crew
(今は朝の4時で、仲間と一緒にレコーディングに戻る)

I just landed in, Chase B mix this pop like Jamba Juice*
(到着したら、チェイス・Bがジャンバ・ジュースみたいに曲をリミックスしてる)

チェイス・Bは、トラヴィスのツアーに参加してるDJであり、長年の友人。ジャンバ・ジュースは、アメリカのスムーズチェーン店です。
Chase B

Different colored chains, think my jeweler really sellin’ fruits
(色とりどりのネックレス、俺の宝石商はフルーツでも売ってるのかもな)

And they chokin’, man, know the crackers wish it was a noose*
(首を締めてーんだろ?知ってるさ、白人共が縄をかけたがってることは)

「cracker」とは、「白人」という意味で、白人に対する差別用語です。

[Big Hawk & Swae Lee:]
Some-Some-Some-Someone said
(誰かが…、誰かが言った)

To win the retreat, we all in too deep
(劣勢から勝つために、俺たちは深く潜る)

Pl-Pl-Playin’ for keeps, don’t play us for weak (Someone said)
(勝つまでやる、俺たちゃ決して弱くない(誰かが言った))

To win the retreat, we all in too deep
(劣勢から勝つために、俺たちは深く潜る)

Pl-Pl-Playin’ for keeps, don’t play us for weak
(勝つまでやる、甘く見るなよ)

Yeah, this shit way too formal, y’all know I don’t follow suit
(随分とめかしこんで、俺がスーツを着ないって知ってるだろ)

Stacey Dash, most of these girls ain’t got a clue*
(ステーシー・ダッシュみたいな女とは分かり合えない)

ステーシー・ダッシュは、アメリカの女優。1995年に「Clueless」という映画で演じた役に対して言っているのかもしれません。
Stacey Dash

All of these hoes I made off records I produced
(女たちは皆、俺がプロデュースした曲に群がってきた)

I might take all my exes and put ‘em all in a group
(元カノ全員集めれば、一つのグループができちまう)

Hit my eses, I need the bootch*
(ギャングに連絡して、コカインを得る)

「Ese」は、メキシコのギャングを指す言葉で、「bootch」は「コカイン」を指していると思われます。

‘Bout to turn this function to Bonnaroo*
(すぐにこのパーティをボナルー・フェスのように変える)

ここでいう「function」は、「パーティ」を指すスラングです。また、ボナルー・フェスとは、アメリカ・テネシー州で行われるミュージックフェスのこと。トラヴィスも2017年に参加しています。

Told her, “Hop in, you comin’ too”
(彼女に言ったのさ、「こっち入ってこいよ」て)

In the 305, bitches treat me like I’m Uncle Luke*
(マイアミの女たちは、俺のことをアンクル・ルークみたいに扱う)

「305」は、マイアミの市外局番のことで、ここではマイアミのことを指しています。アンクル・ルークはマイアミ出身のラッパーで、代表曲に1992年にリリースした「I Wanna Rock」があります。次のフレーズの「Don’t stop, pop that pussy!」は、その「I Wanna Rock」からサンプリングしています。

(Don’t stop, pop that pussy!)
(止まるな、楽しもうぜ)

Had to slop the top off, it’s just a roof, uh
(天井をとっぱらう、ただの屋根だしな)

She said, “Where we goin’?” I said, “The moon”
(「どこに行くの」って聞くから、「月へ」と答える)

We ain’t even make it to the room
(俺らは部屋に行く前に)

She thought it was the ocean, it’s just the pool
(彼女は海があると気づく、でもただのプールなんだ)

Now I got her open, it’s just the Goose*
(もっと彼女を熱くさせる、コニャックでな)

「Goose」とは、フランス産コニャックの「グレイグース」を指しています。現在は、ラム酒で有名なバカルディ社が保有するブランドの一つです。
Grey Goose Vodka

Who put this shit together? I’m the glue
(誰が一緒にしたんだ、まるで俺は接着剤じゃねーか)

[Travis Scott, Big Hawk & Swae Lee:]
Someone said
(誰かが言った)

Shorty FaceTimed me out the blue
(アイツはいきなりフェイスタイムしてきた)

Someone said
(誰かが言った)

Pl-Playin’ for keeps
(勝つまでやる)

Someone said, motherfucker—someone said
(誰かが言った、クソくらえって…)

Don’t play us for weak
(甘く見るなよ)

[Drake & Lil Juice:]
Yeah!
(イエー)

Astro, yeah, yeah
(アストロから送る)

Tay Keith, fuck these niggas up!*
(タイ・キース、かましてやれよ)

タイ・キースは、テネシー出身の音楽プロデューサーの名前。今回の「Sicko Mode」にもプロデューサーとしてクレジットされています。

Ayy, ayy
(エイッ、エイッ)

[Drake:]
She’s in love with who I am
(彼女は俺という男に惚れた)

Back in high school, I used to bus it to the dance (Yeah)
(高校時代、ダンスやるためによくバスを使っていたが)

Now I hit the FBO with duffels in my hands*
(今はダッフルバックを手にプライベートジェットで移動する)

「FBO」とは、「Fixed Base Operator」のことで「プライベートジェット」を意味します。ダッフルバックとは、こーいう奴です。
ダッフルバック

I did half a Xan, 13 hours ‘til I land*
(ザナックスを半分服用する、到着までは13時間)

「ザナックス」とは、抗不安薬および筋弛緩薬の一種ですで、いわゆる精神安定剤のこと。

Had me out like a light, ayy, yeah*
(ゆっくりと眠らせてくれ)

「out like a light」とは、「深い眠り」という意味です。ここでは「had me」と付いているので、「俺を眠らせてくれ」という訳になります。
※Collins Dictionary「out like a light」より

Like a light, ayy, yeah
(眠らせてくれ…)

[Drake:]
Like a light, ayy, slept through the flight, ayy
(飛んでる間、ぐっすりと眠っていた)

Knocked for the night, ayy
(静かな夜だ)

767, man, this shit got double bedroom, man
(ボーイング767には、ベッドルームが2つある)

I still got scores to settle, man*
(俺はまだ復讐したいって思ってるんだ)

「scores to settle」で、「仕返し、復讐、リベンジ」するという意味になります。ここで気になるのが誰に対してということですが、もう皆さんご存知「カニエ・ウエスト」に対してです。

I crept down the block (Down the block)
(坂をゆっくりと下り(下りて行く))

Made a right (Yeah, right)
(右を向く(そう、右だ))

Cut the lights (Yeah, what?), paid the price (Yeah)*
(明かりを消し(どうする?)、支払いを要求する)

ドレイクとカニエのビーフ(確執)が知りたい方はググってみてください。とは言いつつも簡単に説明すると、カニエがドレイクの隠し子のことをバラしたり、他にも裏切る行為をいくつかしたみたいです。

Niggas think it’s sweet (Nah, never), it’s on sight (Yeah, what?)
(奴らは甘く考える(そんなことはない)、やってやる(どうする?))

Nothin’ nice (Yeah), baguettes in my ice (Aw, man)
(普通のことさ、俺のダイヤはバゲットカット)

Jesus Christ (Yeah), checks over stripes (Yeah)*
(イエス・キリスト、アディダスよりナイキ)

「checks」とは、「チェックマーク=ナイキ」のこと。「stripes」とは、「ストライプ柄=アディダス」のことです。
nike and addidas

That’s what I like (Yeah), that’s what we like (Yeah)
(これが気に入ってるんだ、これが気に入ってる)

Lost my respect, you not a threat
(リスペクトはなくなった、もはやお前は脅威じゃない)

When I shoot my shot, that shit wetty like I’m Sheck (Bitch!)*
(俺がシュートを放った時、まるでシェック・ウェスのように感じたんだ)

シェック・ウェスは、アメリカのラッパー。2017年に「Mo Bamba」が大ヒットしました。

See the shots that I took (Ayy), wet like I’m Book (Ayy)*
(俺が放ったショットを見てみな、デビン・ブッカーのシュートみたくキマッてるぜ)

デビン・ブッカーは、フェニックス・サンズに所属するNBAのスーパープレイヤーです。
Devin Booker

Wet like I’m Lizzie*
(リズ・キャンベージと例えてもいい)

リズ・キャンベージは、オーストラリアの女子プロバスケットボール選手です。
Elizabeth Cambage

I be spinnin’ Valley, circle blocks ‘til I’m dizzy (Yeah, what?)
(近所を車でグルグルと流す、頭が痛くなるまでな)

Like where is he? (Yeah, what?)
(まるで奴を探すかのように)

No one seen him (Yeah, yeah)
(誰もアイツを見ちゃいない)

I’m tryna clean ‘em (Yeah)
(潰してやるぜ)

[Drake:]
She’s in love with who I am
(彼女は俺という男に惚れた)

Back in high school, I used to bus it to the dance
(高校時代、ダンスやるためによくバスを使っていたが)

Now I hit the FBO with duffels in my hands
(今はダッフルバックを手にプライベートジェットで移動する)

I did half a Xan, 13 hours ‘til I land
(ザナックスを半分服用する、到着までは13時間)

Had me out like a light (Like a light)
(ゆっくりと眠らせてくれ)

Like a light (Like a light)
(眠らせてくれ)

Like a light (Like a light)
(眠らせてくれ)

Like a light
(眠らせてくれ…)

[Travis Scott:]
Yeah, passed the dawgs a celly
(仲間に携帯を渡し)

Sendin’ texts, ain’t sendin’ kites, yeah*
(メッセージのやりとり、ムショからでも手紙じゃない)

通常刑務所からは手紙で連絡を取り合うのが普通ですが、トラヴィスは携帯を使い仲間とメッセージを交換できると言っています。つまり、俺はそれくらいすげーんだぜと言うことです。

He said, “Keep that on lock”
(奴は言った、「忘れるな」と)

I say, “You know this shit, it’s stife,” yeah
(俺も言う、「このことについては容赦しない」って)

It’s absolute, yeah (Yeah), I’m back, reboot (It’s lit!)
(間違いねーのさ、戻ったらやり直しさ)

LaFerrari to Jamba Juice, yeah (Skrrt, skrrt)
(フェラーリでジャンバ・ジュースに行く)

We back on the road, they jumpin’ off, no parachute, yeah
(それからまた走り、パラシュート無しのように飛び降りる)

Shawty in the back
(俺の女は後ろにいて)

She said she workin’ on her glutes, yeah (Oh my God)
(言うんだ、お尻を動かしてるってな)

Ain’t by the book, yeah, this how it look, yeah
(雑誌には従わない、俺の服装を見てみな)

‘Bout a check, yeah, (Check) just check the foots, yeah
(チェックマークわかってるだろ、俺の靴にはナイキのロゴ)

Pass this to my daughter, I’ma show her what it took (Yeah)
(俺の娘に残すんだ、俺のやってきたことを見せてやるのさ)

Baby mama cover Forbes, got these other bitches shook, Yeah
(娘のママはフォーブスの表紙を飾った、多くのビッチ共がショックを受けたんだ)

解説とまとめ

Travis Scott and Drake

「Sicko Mode」は2018年8月にアルバム「Astroworld」からシングルカット、数ヶ月トップ10内に滞在し遂に12月ビルボードで1位を獲得しました。トラヴィスにとってこれが初めて1位となった曲で、「Sicko Mode」には多くのラッパーが参加しています。ドレイク、スワエ・リー、リル・ジュース、そして2006年に他界したビッグ・ホークの声やアンクル・ルークの「I Wanna Rock」、ノトーリアス・B.I.G.の「Gimme The Loot」の一部をサンプリングしています。

「Sicko Mode」とは、「精神異常の状態、攻撃的な状態」という意味と、「Sicko」が「six(6)」を意味しドレイクの地元「トロント=仲間」を指していのではないかと言われておりています。ドレイクは地元トロントを数字の「6」で表しており、その意味は市外局番が「647」から始まることや、トロントが6つのエリアから構成されているからきています。

「Sicko Mode」のライブ映像を紹介!

2018年10月にテキサスで行われた「2018 Austin City Limits Music Festival」でトラヴィス・スコットが登場し、「Sicko Mode」を披露しました!マジでかっこいいです!

TRAVIS SCOTT – SICKO MODE (ACL)

最後に感想を

「Sicko Mode」は、結構長くトップ10内に留まっていて12月に入って遂にビルボードで1位を獲得しました。これでドレイクが絡んだ曲が1位を獲得するのは何曲目だって感じぐらい、2018年のチャートはドレイクだらけになった印象を受けます。

ドレイクのカニエ・ウエストに対する怒りはこのラップを聞くだけでも相当なもので、現在進行形でツイッターやメディアを通してバチバチやりあってます。詳しく書くと長くなるのであれですが、興味ある方は調べてみてください。ドレイクが結構このビーフ(確執)を詳細に話してる記事もあるので、面白いと思います。

さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!

※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。

Travis Scott feat. Drake : Sicko Mode Sicko Mode
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この記事を書いた人
ヨロイ

オンガクガトマラナイを運営しているヨロイです。普段はウェブディレクターをしています。洋楽をきちんと翻訳したくてこのサイトを始めました。洋楽って本当に良いですよね!

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