今回は、Vance Joy(ヴァンス・ジョイ)の「Riptide(リップタイド)」の翻訳です。
「Riptide」は、ヴァンス・ジョイのデビューアルバム「Dream Your Life Away」に収録されており、2013年3月にリードシングルとしてリリースされました。手の届かない女性に恋をした少し切ないストーリーです。オーストラリアで6位、UKチャートでは10位、ビルボードでは30位など世界中でヒットを記録しました。
それでは、お聞きください。
Riptide 基本情報
曲名:Riptide
アーティスト:Vance Joy
出身:メルボルン(オーストラリア)
ジャンル:インディポップ、インディフォーク
チャート:6位(オーストラリア)
発売日:2013年03月21日
収録アルバム:Dream Your Life Away
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Riptide Vance Joy ![]() |
「Riptide:Vance Joy」の翻訳
※グレイの箇所をクリックすると、解説を見ることができます。
I was scared of dentists and the dark
(昔、歯医者と暗闇が怖かった)
I was scared of pretty girls and starting conversations
(可愛い子が怖くて、会話さえおぼつかなかった)
Oh, all my friends are turning green
(だけど、友達はみんな青ざめることになる)
You’re the magician’s assistant in their dream *
(夢の中で、(愛しい)君はマジシャンのアシスタントなんだから)
Oh, and they come unstuck *
(そうして、みんなどこかに行ってしまった)
Lady, running down to the riptide *
(潮の流れに飲み込まれ)
Taken away to the dark side
(暗闇に流されて行く)
I wanna be your left hand man *
(僕は君の愛人でも構わない)
I love you when you’re singing that song and
(あの歌をうたってる時の君が好きで)
I got a lump in my throat ‘cause *
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
Is this movie that I think you’ll like
(君が気に入りそうな映画がある)
This guy decides to quit his job and heads to New York City
(ある男が仕事を辞め、ニューヨークに向かうことを決めるんだ)
This cowboy’s running from himself
(そのカウボーイは自分自身から逃げ続け)
And she’s been living on the highest shelf *
(手の届かない女に恋をしている)
Oh, and they come unstuck
(そうして、二人は離れていくんだ)
Lady, running down to the riptide
(潮の流れに飲み込まれ)
Taken away to the dark side
(暗闇に流されて行く)
I wanna be your left hand man
(僕は君の愛人でも構わない)
I love you when you’re singing that song and
(あの歌をうたってる時の君が好きで)
I got a lump in my throat ‘cause
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
I just wanna, I just wanna know
(僕はただ、ただ知りたいだけなんだ)
If you’re gonna, if you’re gonna stay
(もし君が、君が留まってくれるなら)
I just gotta, I just gotta know
(僕はただ、ただ知ることになる)
I can’t have it, I can’t have it any other way
(他に方法がないことを)
I swear she’s destined for the screen
(彼女がスターになることは運命なんだ)
Closest thing to Michelle Pfeiffer that you’ve ever seen, oh *
(ミシェル・ファイファーに一番近い存在なんだ)

Lady, running down to the riptide
(潮の流れに飲み込まれ)
Taken away to the dark side
(暗闇に流されて行く)
I wanna be your left hand man
(僕は君の愛人でも構わない)
I love you when you’re singing that song and
(あの歌をうたってる時の君が好きで)
I got a lump in my throat ‘cause
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
Lady, running down to the riptide
(潮の流れに飲み込まれ)
Taken away to the dark side
(暗闇に流されて行く)
I wanna be your left hand man
(僕は君の愛人でも構わない)
I love you when you’re singing that song and
(あの歌をうたってる時の君が好きで)
I got a lump in my throat ‘cause
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
Lady, running down to the riptide
(潮の流れに飲み込まれ)
Taken away to the dark side
(暗闇に流されて行く)
I wanna be your left hand man
(僕は君の愛人でも構わない)
I love you when you’re singing that song and
(あの歌をうたってる時の君が好きで)
I got a lump in my throat ‘cause
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
And I got a lump in my throat ‘cause
(僕の胸を締め付ける)
You’re gonna sing the words wrong
(だって、君はいつも歌詞を間違えて歌うんだ)
解説とまとめ
「Riptide」とは、「潮衝(ちょうしょう)」という意味で、潮と潮の流れがぶつかる様子のことです。とても詩的に書かれたこの曲は、どうにもならない愛の激流によって引き裂かれそうな主人公の様子を描かれています。
2013年にメガヒットを記録したこの曲は、オーストラリアでは何と107週に渡りトップ100のチャートに止まり歴代最高期間チャートインした記録を更新しました。名実共にヴァンス・ジョイのキャリア最高のヒット曲となり、今でもよく流れています。
ライブで「Riptide」をウクレレパフォーマンス
最後に感想を
カフェで仕事をしているとよく流れてくる曲で、どういう意味なんだろうと思っていつも聞いていました。オーストラリアのアーティストってこういう詩的な歌詞が多くて悲しい歌ばかりが多いような気がします。例えば、トム・オデルの「Another Love」とか、ゴティエの「Somebody That I Used To Know」など。
ちなみに、ミュージックビデオにワザと誤字があるのに気がつきましたか?サビの最後の箇所「You’re gonna sing the words wrong(いつも君は歌詞を間違って歌うからなんだ)」ですが、曲が進むにつれ「you gone and sank the words wolf(君は狼のような言葉で僕を傷つける)」となってるんです。気づいた方は、さすがです。
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。
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Riptide Vance Joy ![]() |