今回は、Vanessa Carlton(ヴァネッサ・カールトン)の「A Thousand Miles(サウザンド・マイルズ)」の翻訳をしたいと思います。
「A Thousand Miles」は、ヴァネッサ・カールトンのデビューアルバム「Be Not Nobody」に収録されており、リードシングルとして2002年2月にリリースされました。ヴァネッサの代名詞と言っていい程、彼女のキャリアの中で一番ヒットした曲です。
米国ビルボードで5位、UKシングルスで6位、オーストラリアでは1位、日本でも15位と世界中でヒットを記録しました。その翌年の第45回グラミー賞(2003)では、最優秀レコード賞、ソング・オブ・ザ・イヤーと2つの部門でノミネートされました。
それでは、まずはお聞きください。
A Thousand Miles 基本情報
曲名:A Thousand Miles(サウザンド・マイルズ)
アーティスト:Vanessa Carlton(ヴァネッサ・カールトン)
発売日:2002年02月12日
収録アルバム:Be Not Nobody
ここから「A Thousand Miles:Vanessa Carlton」の翻訳開始!
↓↓↓↓↓ ここから歌詞の翻訳です ↓↓↓↓↓
Makin’ my way downtown ※01
(ダウンタウンを通り抜けていく)
Walkin’ fast, faces pass
(足速に、人込みをかき分けながら)
And I’m home-bound ※02
(家路を急ぐ)
Starin’ blankly ahead
(ぼんやりと前を見つめ)
Just makin’ my way
(ただ通り抜けていく)
Makin’ a way through the crowd
(そう、人込みを通り抜けて行く)
And I need you
(あなたが必要で)
And I miss you
(とても会いたい)
And now I wonder
(だから思いにふけってしまう)
If I could fall into the sky
(もし、わたしが空の中へと飛び込むことができるのなら)
Do you think time would pass me by?
(時空を超えられると思う?)
Cause you know I’d walk a thousand miles
(1,000マイルだって歩くことができるの)
If I could just see you, tonight
(もし、今夜あなたに会うことができるのなら)
It’s always times like these when I think of you
(あなたを思う時、いつだってこんな感じになる)
And wonder if you ever think of me
(あなたはわたしのこと思ってくれたことあったのかな)
Cause everything’s so wrong
(全て間違っていた)
And I don’t belong, livin’ in your precious memory
(あなたの大切な思い出にわたしはいない)
Cause I’ll need you
(それでもあなたが必要で)
And I’ll miss you
(あなたに会いたいの)
And now I wonder
(だから、思いにふけってしまうの)
If I could fall into the sky
(もし、わたしが空の中へと飛び込むことができるのなら)
Do you think time would pass me by?
(時空を超えられると思う?)
Cause you know I’d walk a thousand miles
(1,000マイルだって歩くことができるわ)
If I could just see you, tonight
(もし、今夜あなたに会うことができるのなら)
I, I don’t wanna let you know
(あなたには知られたくない)
I, I drown in your memory
(あなたの記憶に溺れてるなんて)
I, I don’t wanna let this go
(でも、失いたくない)
I, I don’t
(嫌なのよ)
Makin’ my way downtown
(ダウンタウンを通り抜けていく)
Walkin’ fast, faces pass
(足速に、人込みをかき分けながら)
And I’m home-bound
(家路を急ぐ)
Starin’ blankly ahead
(ぼんやりと前を見つめ)
Just makin’ my way
(ただ通り抜けていく)
Makin’ a way through the crowd
(そう、人込みを通り抜けて行く)
And I still need you
(まだ、あなたが必要なの)
And I still miss you
(まだ、あなたが恋しいのよ)
And now I wonder
(そして、思いにふけってしまうの)
If I could fall into the sky
(もし、わたしが空の中へと飛び込むことができるのなら)
Do you think time would pass me by?
(時空を超えられると思う?)
Cause you know I’d walk a thousand miles
(1,000マイルだって歩くことができるわ)
If I could just see you
(もし、あなたに会うことができるのなら)
If I could fall into the sky
(もし、わたしが空の中へと飛び込むことができるのなら)
Do you think time would pass me by?
(時空を超えられると思う?)
Cause you know I’d walk a thousand miles
(わたしは1,000マイルだって歩く事ができるの)
If I could just see you
(もし、あなたに会うことができるのなら)
If I could just hold you, tonight
(もし、今夜抱きしめてくれるのなら…)
曲の感想とまとめ
いかがでしたでしょうか?歌詞の内容が少し切ない内容でしたが、メロディがとっても素敵でいつまでも聞いていたくなりますよね。
この曲は2つの捉え方があります。1つは「失恋」、そしてもう一つは「大切な誰かを失ってしまった時」です。失恋ソングなのかなと思って翻訳してみると、今一しっくり来なかったんです。
例えば、サビの部分「Cause you know I’d walk a thousand miles if I could just see you, tonight(もし今夜あなたに会うことができるのなら、1,000マイルだって歩くことができるわ)」など。
「大切な誰かを失ってしまって、その人に会いたい」、そんな想いがあるからこど「1,000マイル」もの旅路を歩くことができるのかなと思いました。
ONE OK ROCKも「A Thousand Miles」をカバー
多くのアーティストが「A Thousand Miles」をカバーしていますが、日本のロックバンドONE OK ROCKもこの曲をカバーしていました。
最後に文法・歌詞の説明
それでは最後に文法、歌詞の部分で説明が必要かなと思う部分を少し追記して終わりたいと思います。
01. Makin’ my way downtown
「make one’s way」で、「通り抜ける、成功する」などの意味になります。ですので、「ダウンタウンを横切って」という訳になります。
02. And I’m home-bound
「home-bound」で、「家路に着く」という意味。
さて、今回は以上になります。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
それでは、良い一日を!
※何か間違っている箇所、不明な点があればコメント、またはお問い合わせください。
出来るだけ、正確に翻訳をしたいと思っております。